今朝も真夏のような陽射しが照り付けていたが、朝のラジオで富士山に初冠雪のニュースが流れていたので、思い切って富士見ポイントの里山公園へとジョグってきました。
途中、茅ヶ崎の田園地帯からは朝富士がうっすらと見えて、富士山に向かって走っていると、自然とパワーが湧いてくるのを実感します。
県立里山公園に着くと波の花壇にはいろいろな秋の花で飾られて、かんかん照りの朝日は射しますが、心地よい風が肌を撫でるように吹いていて、余り暑さを感じませんでした。
あの聞き飽きた いきものがたりの「風が吹いている」感じとは全く違った朝の心地よさを感じていた・・・ついでに言えば、あのメロデイと詞は、何回も聞かされたが、一瞬にかけるアスリートとの共感や感動を表現しているとは、思えないが?(あくまでも私感ですが・・・)
富士山を見れる富士見ポイント「湘南の丘」からは、さらに雲のベールが頂上付近を包んでおり、絶景とはいきませんが、うっすらと初冠雪を記録した秋の富士が見えていました。
朝の公園内は、人影もなく子供の村の芝生公園から山頂の村の平成の森へと走り、谷の村へとステップすると、こちらでも竹林や雑木林を抜ける風が実に清々しい感触でした。
谷の村の芹沢の池では、カワセミの里とも言われるようですが、最近はいつ来ても野鳥が飛んでいるのを見たことがなく、里山保全もままならない状況となっているのでしょうか?
柳谷戸の田圃では、春に子供たちが田植えを体験した稲穂が稔り、月末に予定されている稲刈りまで案山子たちがしっかりと雀たちから守っていました。
脇の農道には、毒ヘビに注意の看板もあり、爬虫類が一番怖い管理者は足元ばかり気をつけて美しい秋色の「夕映えの丘」を過ぎて、腰掛神社に向かい一休み。
終末には、腰掛神社の秋の例大祭が行われるようで、準備が始まっていました。
その先に進むと沿道の畑には、秋の花「トサカケイトウ」が真っ赤な燃え盛るタイマツを連想させるほどで、情熱の花と言われる由縁のようです。
小出川にでるとこちらも月末には真っ赤な彼岸花が咲き誇る花見スポットですが、雑草が刈り込まれて、花の芽だしの準備が出来ていました。その先に見える筈の富士山も丁度雲が悪戯するように富士山を隠していました。
近くの果樹園に立ち寄ると、既に名産の藤稔は今年の出荷は終わっており、今は、梨の秀玉が盛りだそうで、メロンを思わせるような直径20cmもあろうかという大玉で、真っ白な果肉と酸味があり、美味しくいただきました。
帰路に果樹園の周辺を走ると、栗の収穫も間近になっているようで、栗のイガ玉も大きくなり、足元にも多くの栗が散乱していましたが、着実に暑さに関係なく秋はそこまで来ていることを実感した朝ジョグでした。