台風の影響で今日は一日雨予報でしたが、朝の内はお天気も良かったので海岸へのジョギングで引地川沿いのマイコースを走り辻堂海岸へ
秋のレースまで3週間を切ってしまい焦りながらの調整ランでしたが、やはりこの日も暑く我が脚も「えっ~今日も行くの~」と走りだしてまもなく悲鳴を上げ始めていました。
この日も台風の余波で雷や雨が降るとは嘘のように上空は晴れ渡り、北の空には積乱雲が湧き上がり秋への移り変わりの風景が拡がっていました。
走る沿道の田園では、重く稲穂が垂れ下がり、いつも間にか稲刈りを行われたところもあり、今年初めてのはぜ掛けの風景が見られます。
また、海岸近くの路上にはどんぐりがころころ木の下に溜り、爺ちゃん一緒に走りましょう・・・と呼びかけてくれました。
鵠沼海岸では、高波の影響で波しぶきが舞い、遠く江の島海岸も霞んでおり、さすがにサーファーの数も少なく砂浜を歩く姿が望める光景でした。
引地川河口では、いつ舞い戻ってきたのだろうか、カモメの群れが波を避けるように防波堤で羽を休めており、河口でもぷかり、ぷかりとカモメのサーフィンが見られました。
海原は、オンショアの海風強く、海原にはうねりが打ち寄せており、サーフィンにはかなり厳しい状況だったようで、波打ち際で沖を眺めながら波を待つサーファーも多く、聞けばベテラン・サーファーには良いが、波も早くビギナーにはとても無理だと諦めの雰囲気でした。
しばらく波打ち際を走っていると、青い空の下で寄せては帰す白波の光景は、眺めていても飽きることなく、サーファーや散歩する人も多く、秋の海の光景となっています。
辻堂海岸は、「あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲の様よ 寄する波も 貝の色も・・」と詠まれた「浜辺の歌」の名歌が創られた場所でもあり、今日のような情景だったのだろうか?と感傷的にもなっていた。
サイクリングロードに戻り、茅ヶ崎に向けてジョギングを続けていたが、裸のランナーなどサーファーに負けない程、ジョガーの数も多くなり互いに刺激を受けながら走るが、秋のシーズンに向けてこの暑さは、まだまだランナーには実に過酷なもので雨を請いながらのトボトボランとなっていた。