丸ビルの新装開業と丸の内商店会の開業10周年を迎える丸の内エリアで始まった記念イベントの「ベンチアート in 丸の内」を見てきました。
丸の内界隈は、ビジネス街としてまた一流ブランド店が集まる人気スポットであるが、興味あるイベントが多く開催され、お気に入りのスポットとなっている。
有楽町駅を出て国際フォーラムでは、「東京JAZZフェステイバル」が開催されており、地上広場一杯にジャズサウンドが轟きわたっていたので、しばし耳を傾けて久しぶりに一流ジャズメンの演奏を楽しんでいた。
ベンチアートは、300人の候補から20人の歴史上の偉人やアスリート、タレントなど丸の内にゆかりのある人など著名人を選んで等身大のブロンズ像をベンチに設置して、相席で写真を撮ろうという企画だそうで、記念写真を撮る光景があちこちでみられていた。
有楽町をスタートして丸ビル方面へと向かうと、ビル街の中の緑一杯の街路樹が美しく心地よい風も通り抜けていました。
アインシュタインから始まり西郷隆盛、リカちゃんなどが特設ベンチに並びギャラリーアートの街が一層賑やかさを増しています。
さらに所ジョージ・石川遼と続きカメラに収めるのも順番待ちとなるほどでした。
仲通りビル前では、永久の歌姫であるあの「お嬢」こと美空ひばりが輝いており、ようやく空きを狙ってパシャリとスイッチ・・・
丸ビル裏まで来ると、福原愛、白鳳、坂本竜馬が並ぶが、どの像もテレビや本で見る姿にそっくりで誰の作品だろうかと思いつつ、見惚れていました。
三菱一号館を経てTOKIA前に来ると、こちらでは徳川家康公が凛として江戸城方面を眺めていますが、現代の世相を憂いているようにも見えてくるから不思議でした
また、仲通りはギャラリーストリートとしても有名で、常設のアートが並んでいますが、この日ばかりは控えめにひっそりとビル蔭に遠慮しているかのようでした。
暑さを避けてTOKIAビル内に入ると、こちらのストリートも負けじとアーテイステイックな雰囲気で手摺を支える人形彫も一体毎に姿が違い、改めて丸の内の隅々まで美しく心休まる思いでした。
東京駅に戻ると、こちらもOPENまで約1か月となり、中央口の正面も開放されており、東京の顔はすっかり変貌していました。