寒さも一段落して快晴となり、梅の名所の曽我丘陵を散策し、曽我梅林へと久しぶりのロング・ウオーキングとなりました。
下曽我駅を降りると、駅舎は白壁の蔵造りのようで その云われは不明ですが、瀟洒なデザインですね。
駅から宗我神社へ向かいましたが、駅前通りには素晴らしいしだれ梅が満開でした。
約5分で曽我地区の総鎮守で曽我兄弟ゆかりの宗我神社に到着し参拝したが、曽我一族を祀っているのではないんですね・・・知りませんでした
曽我兄弟の菩提寺である城前寺へ向かったが、途中の沢沿いには白梅が満開でした。
城前寺境内には十郎・五郎兄弟の像や義父の曽我祐信、母満江御前の供養塔がありました。
城前寺の裏道の先には、曽我氏館跡や一族の供養堂、物見塚古墳が残されており、歴史の路となっていました。
見晴らしコースを外れて、しばし剱沢川を上流へ向かって約1km沢登りしながら山道を進むと、「鎧の滝・弓張の滝」があります。2段の高さは約7mですが、戦国時代から武士が通って風流をたしなんだ名滝のようです。
再び見晴らしコースへ戻りつづら折りの急坂を約20分喘ぎながら登った先には、曽我祐信の宝篋印塔が立ち、基壇の上に蓮座、基礎、塔身、笠、相輪と積み上げられた貴重なものだそうです(案内板より)
さらに急坂を登り足柄と小田原の尾根を歩き相模湾から江ノ島まで望める筈でしたが、春霞みがかかり天望は出来ませんでした。
尾根沿い道から下ると、「六本松跡」の石碑があり過っては鎌倉へ通じた峠の松だったそうです。
この辺は、結構道に迷い易い難所でしたが、ガイドマップを頼りに歩きます。
峠からまもなく「見晴らし台」に到着。眼下には酒匂川やその先に箱根連山が望める筈ですが、残念ながら春霞みに包まれていました。
見晴台の真下には、別所梅林の3万本の白やピンクの絨毯が敷かれたような光景が拡がっていました。
別所梅林に入ると、枝垂れ梅や白梅が8分咲きで咲き誇っており、梅の下ではお弁当を開く観客の姿が多く見受けますね・・・
枝垂れ梅が咲き誇る林では、美しさを競い合うように満開の花が青空をバックに映えていました。
剱沢川の遊歩道には、富士見ポイントとして富士が見える筈でしたが、残念・・・皆さんからも嘆き節が聞こえていましたね
曽我梅林は「かながわ景勝50選」にも選定されており、今がその景勝の時の筈でしたが・・・
別所会場の中央では、八幡社が鎮座しておりその周辺では、梅まつりイベントが開催されており、特設ステージでは餅つき大会などで賑わっていました。
剱沢川の遊歩道を歩きながらの観梅も趣がありますね~
枝垂れ梅林では、多くの観梅客のカメラマンが取り囲んでいました。
白加賀の白梅も仄かな香りを感じました。
枝垂れ梅林では50本近い色々な枝垂れ梅が色や形を競っていました。
紅梅も鮮やかな色でした。
約1時間梅林を回って観梅を堪能して、午後には松田の桜まつりへと、ジョギングで向かいました【続く】