MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

故郷ふくい歴史散歩

2017年10月05日 | まち歩き
前日の足羽山に続いて翌日は、故郷福井市内のむかしの城下町をぶら散歩してきました。
ホテル近くにある北ノ庄城址公園には、柴田勝家が築城した北ノ庄城があったところで、当時は9層の天守閣を持つ日本最大級のお城があったそうで、今もその城郭の一部が保存されていました。
園内の柴田神社には、柴田勝家公とお市の方が祀られています。

園内には勝家公や茶々・初・江の三姫の銅像も建てられており、かつてNHK大河ドラマでも話題になったお江が可愛い姿でした。


柴田神社から足羽川泉橋へ向かうと、13年前に福井豪雨で堤防決壊し大水害にあったところですが、今や泉橋も架け替えられて美しい河川敷は、ジョギングコースとなって水辺にはカモ達が集う光景が見られます。



泉橋近くの左内公園では、幕末の越前福井藩士として藩主松平春嶽の右腕として幕府の将軍継嗣問題や外交などで活躍された橋本左内の墓所となっています。

公園の中心には、橋本左内像が建てられていますが、現代の日本の世相を憂いているようでした

お墓の前には、橋本左内の「啓発録」の石碑が建てられており、学校で学んだ記憶を想い出し今も故郷の先人の考えや言葉が我が人生の指針にもなっており、感嘆のひと時です。

左内公園の脇には、ふくよかな表情の布袋様がまた来てね~と見送っていただきました(笑)


左内公から、柴田勝家の菩提寺である近くの西光寺に立ち寄ると、勝家一族のお墓がありその傍らには北ノ庄城の礎石も置かれています。


福井のシンボルである福井城址のお濠端では、「山里口御門」の復元工事が進められており、石垣の修復が終わっていましたが、御廊下橋の通行はまだ出来ませんでした。


内堀の堀端を一回りすると御本城橋や濠端の景観は、春にはサクラ咲く名所ですが、鯉や白鷺などが群れて今も変わらぬ心休まるひと時でした。








城址公園を一回りして、佐佳枝廼社(さかえみやさん)に戻ります。丁度この日は、秋の例大祭の日で、境内には多くの国旗が掲げられていましたが、依然と比べると神輿や露店も見られなくなり、やや寂しい光景でした。


懐かしい鉄の灯籠です。


栄稲荷大明神も塗り替えられて流造の美しい姿が印象的でした。


約2時間弱の朝散歩でしたが、城下町の懐かしい風情を堪能することが出来ました。
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