MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

浮世絵展・「江の島と名品浮世絵展」

2017年10月14日 | アート・文化
藤沢浮世絵館の開館1周年を迎えて記念の「江の島と名品浮世絵展」が始まりました。
今回は,
「 東海道五十三次」・「藤沢宿&江の島」・「企画展示」の3つのコーナーで藤沢宿、江の島を描いた61点の名品が展示されていました。


東海道五十三次コーナーでは、歌川広重の作品が20点、日本橋から箱根宿まで名所図会が展示されて、改めて各宿場を描いた浮世絵の素晴らしい絵図が観られました。

藤沢宿&江の島コーナーでは、北斎や歌麿、鳥居清長などの19点の江の島を描いた大判の作品が展示されています。




企画展示コーナーでは、北斎、広重、國芳など、名品から役者絵や武者絵、美人絵など浮世絵の流れが紹介されていました。
我が藤沢は、東海道五十三次6番目の宿場町として発展し江の島や大山への入口ともなっていますので、浮世絵にも多く描かれており、浮世絵を通じて江の島の歴史を感じていました。

浮世絵館を後にして、同じココテラス館にある「アートスペースFAS」で開催されている公募展「Artists in FAS 2017」に寄ってきました。

五感で得た情報を元に鮮やかな色彩で描き出された抽象的なアート作品だそうですが、優れたセンスで描かれた心象作品や自画像?のような秀作に見惚れていました。





宙に浮く立体物の人形は、幽霊のような存在しない物体として回転しながら奇妙な動きを見せています


また、真っ暗な展示室にテレビモニターが配置されて画面から手の動きで何かを訴えていますが、何を訴えているかは、観る人の心によって感じ方が異なる「意味のない手の動き」で無意味さを視覚化したものです。





また別室では、色々な形態の木材を積み上げた構造物から紐状に切られたキャンパスがあらゆる方向に延びていますが、張力によって生じた変化で、変化を続ける世界の縮図を表現しているのです。


さらに別の展示ルームには、壁一杯に美女が描かれていますが、誰をイメージしているのでしょうか


浮世絵や現代アート作品を観て、芸術の秋本番を感じていました。
(作品のイメージは、配布された案内書より抜粋~)
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