鎌倉のあじさい巡りで、東慶寺から浄智寺を訪れてきました。
浄智寺は、鎌倉五山第四位の臨済宗で、七福神巡りなどで賑わう名寺ですが、今回は拝観者も少なくゆっくりと境内を巡っていました。
惣門前には、鎌倉十井の一つの「甘露ノ井」があり、不老不死の水と言われる清水が湧き出ています。
参道の先の山門は、鎌倉でも珍しい唐様の花頭窓の鐘楼門があり、梵楼が吊るされています。
山門の周辺や参道には、固有のあじさいが咲き誇っています。
奥深い竹林も浄智寺固有の雰囲気を感じます。
竹林の先の裏山には、鎌倉特有の大きななやぐら群が見られ、貴重な五輪塔や墓石が置かれています。
中でもユニークなタヌキ地蔵様です(笑)
岸壁の洞をくぐり抜けると、七福神の撫でお腹布袋様にお迎えを受けました。
布袋様のお腹は、真っ黒の腹黒ほてい様ですね~
観音様も見られますが、由来は不明でした。
出口の唐門には、三つ葉葵の紋章が飾られていますが、徳川家との関わりがあるようです。
梅雨時期固有の鎌倉あじさいの雰囲気を堪能していました。