鎌倉のあじさい花巡りで、明月院のあじさいブルーの美しさを堪能した後、近くの花の寺・駆け込み寺の「東慶寺」を訪れてきました。
今年は、コロナ感染防止のため先週まで拝観が出来ない状況が続いていましたが、ようやく拝観可能となり境内の花々に期待していました。
山門前のアジサイが見頃となって山門とマッチした素晴らしい景観がみられます。
参道の周辺のあじさいも濃いブルーの鮮やかな色合いでフォトスポットとなっています。
金仏が座す背景の白蓮舎の前庭では、名物のハナショウブは既に終わっていましたが、アジサイ花に囲まれて東慶寺の名スポットでした。
参道脇には、貴重な道祖神?にキキョウの花が供えられ愛を捧げていますね(笑)
さらに、東慶寺の名物であるイワタバコや岩がらみを期待していましたが、既に散っていました。
境内の湿った岩肌一面にイワタバコが群生しており、星形の花を探すと数輪の花が名残の可憐な姿を見せていました
墓地の入口には、後醍醐天皇の皇女の用堂尼のお墓の大きなやぐらがあります。
墓地の中には、多くの著名人のお墓や仏像が見られ、花々と共に日本の歴史を刻んだ名士の功績が偲ばれます。
墓所の奥には「向陵塚」と彫られた記念碑が立てられていましたが、旧制第一高等学校(東京大学)の同窓生によって建てられ、寮生活を通じて切磋琢磨した想い出が刻まれています。
岸壁には、可愛い石仏も見られ時代の流れを彷彿させるシーンですね~
山門近くには、名物の鐘楼が吊るされており、除夜の鐘が撞かれる鐘として人気の鐘のようです。
鎌倉の名寺巡りで東慶寺から浄智寺へ向かいます【続く】