MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

大雄山最乗寺参拝

2020年07月29日 | まち歩き

大雄山の天狗の小径をジョグって一休みして、パワーが漲る最乗寺(道了尊)の境内を散策していました。

本堂(護国殿)に参拝して園通橋の中央には「御供橋」が並行している橋を渡り結界門をくぐり心身共に清浄となる道了尊の聖域に入ります。

「御供橋」は、渡れませんが、再建されて60年となる神奈川の橋100選に選ばれている名橋となっています。

結界門の唐門の前には、不浄者は入るべからずと怖い天狗様がチェックされています。

円通橋の脇には、洗心の滝が流れ眺めていると心洗われるスポットでした。

結界門をくぐり77段の石段を上り、道了尊が祀られている御真殿へ向かいます。

御真殿の右側には、多宝塔が立ち境内最古の建物だそうですが、塔内には多宝如来が安置されており、円形木造二重の塔で下層の蟇股に十二支の彫り物が見られます。

御真殿の脇には、世界一の下駄(約1000貫)など夫婦和合の象徴とされる大小多数の下駄が奉納されています。

高下駄の隣には、道了尊・天狗化身像が白狐の上に立ち、右手には拄状、左手に縄を持って両手両足に幸運の使いの蛇を従えた姿で、天狗の伝説を表現しているそうです。

御真殿から最大の難所の奥の院に向かって354段の直登階段を上ります。

入口に立つ山伏姿の大天狗(左)

左手に立つ烏天狗の小天狗にご挨拶していざ挑戦

9分で無事奥の院(慈雲閣)に到着。奥の院には、道了尊の化身である十一面観音菩薩が祀られていますが、最乗寺一番のパワースポットとなっており、疲れを忘れるパワーを感じていました。

一休みして石段を下りますが、上りより転げ落ちそうな怖さを感じますね~

奥の院から下って洗心の滝の近くの鐘楼には、四柱に昇り龍や下り龍の見事な彫刻が飾られており圧巻でした。

福徳円満の尊像が祀られている「三面殿」

本堂の前に戻ると、天狗に代わって、亀様がノコノコ歩き回って驚きでしたが、何か不思議な縁起を感じていました。

金剛水堂には、道了尊が掘り出された霊水が湧き出る金剛水があり、悪疫を避けるお守り水を一口頂きました。

境内から碧落門をくぐり大雄川に出ると、山から流れ落ちる清流の滝が幾重にも見られ心洗われる雰囲気が感じられます。

碧落門の近くにも初代の高下駄が残されており、重さ400貫で白い鼻緒と朱色の高下駄ですが、掃いてみたい誘惑を覚えました(笑)

相生橋を渡ると、開祖の道了尊が座禅を組んで修行した巨大な「生禅石」が苔がむした形で保存されています。

回りの大杉も苔で描かれたような姿で、美杉の森となっています。

天狗の小径から最乗寺のパワーを感じながら、コロナ禍に負けず来年の天狗のこみちマラソンを期待していました。

 

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