日光いろは坂駅伝の応援に日光を訪れて、一年振りに日光東照宮・輪王寺大猷院を見学してきました。
紅葉時期も過ぎて寒い一日でしたが、平成の大修理も終わり東照宮周辺は大混雑となっており、表参道から入場するのに大行列でした。
日本三大鳥居の一ノ鳥居をくぐると朱塗りの五重塔が聳えており、故郷福井の小浜藩主・酒井忠勝が献納したもので、初層から四層までが和様で第五層は唐様となっている造りになっています。
表門を入ると、三猿で有名な神厩舎では、塗り替えられた三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)の8態の彫刻姿が美しく生まれ変わっていました。
誕生したばかりの子猿や天を仰ぐ猿、恋愛中の猿、新婚の猿など人生の生き様が描かれています。
神厩舎の向かいには、対照的に光り輝く上神庫の軒下には想像で描いた「想像の象」も輝いています。
水盤舎も唐派風の屋根や軒下には龍の彫刻、四隅の12本の花崗岩の柱も金色の飾りなど素晴らしいお水舎です。
陽明門への階段を上るとお尻で石塀を支える不思議な狛犬や龍が参拝者を迎えていますね。
東照宮のシンボルである「陽明門」では、改修工事も終わり、500体にも及ぶ獅子や龍などの彫刻は、その表情も全て異なり素晴らしい工芸技術に圧倒されていました。
陽明門の左右には、守り神の随神が見守っています。
陽明門は12本の白い柱で支えられており、柱には「グリ紋」と呼ばれる渦巻きの模様が彫られていますが、そのうち1本だけ渦巻きの模様が逆になっている柱があり「魔除けの逆柱」と呼ばれています。その逆柱を探しましたが、大混雑で押し出されてしまい発見できませんでした
陽明門の裏側も豪華絢爛な極彩色の彫刻が見応えありますが、こちらも容易に撮ることが出来ない大混雑でした。
中国の故事に由来する素晴らしい彫り物も多く飾られています。
陽明門の先には、御本社の正門である「唐門」は対照的に白基調で装飾されており、荘厳な美しさとなっています。
小さな彫刻には、中国の聖人などが飾られており印象的美しさでした。
東照宮のシンボルである左甚五郎作の「眠り猫」は、お色直しされて鮮やかな極彩色に蘇って昼寝をしながら参拝者を見つめていますね。
家康公の墓所の奥宮に向かう坂下門の先にも、鳳凰や色鮮やかなボタンなどの彫刻が飾られています。
余りの混雑で奥宮への参拝を断念し拝殿に参拝しますが、拝殿にも素晴らしい彫り物が美しく蘇っています。
押し出されるように陽明門を出て、家光公が眠る「大猷院」へ向かいました。
東照宮から二荒山神社へ向かう参道「上神道」は、石灯籠が立ち並びパワーに満ち溢れて「パワーストリート」とも言われているようで、強い生気を感じていました。
二荒山神社から「大猷院」を巡っていました【続く】
紅葉時期も過ぎて寒い一日でしたが、平成の大修理も終わり東照宮周辺は大混雑となっており、表参道から入場するのに大行列でした。
日本三大鳥居の一ノ鳥居をくぐると朱塗りの五重塔が聳えており、故郷福井の小浜藩主・酒井忠勝が献納したもので、初層から四層までが和様で第五層は唐様となっている造りになっています。
表門を入ると、三猿で有名な神厩舎では、塗り替えられた三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)の8態の彫刻姿が美しく生まれ変わっていました。
誕生したばかりの子猿や天を仰ぐ猿、恋愛中の猿、新婚の猿など人生の生き様が描かれています。
神厩舎の向かいには、対照的に光り輝く上神庫の軒下には想像で描いた「想像の象」も輝いています。
水盤舎も唐派風の屋根や軒下には龍の彫刻、四隅の12本の花崗岩の柱も金色の飾りなど素晴らしいお水舎です。
陽明門への階段を上るとお尻で石塀を支える不思議な狛犬や龍が参拝者を迎えていますね。
東照宮のシンボルである「陽明門」では、改修工事も終わり、500体にも及ぶ獅子や龍などの彫刻は、その表情も全て異なり素晴らしい工芸技術に圧倒されていました。
陽明門の左右には、守り神の随神が見守っています。
陽明門は12本の白い柱で支えられており、柱には「グリ紋」と呼ばれる渦巻きの模様が彫られていますが、そのうち1本だけ渦巻きの模様が逆になっている柱があり「魔除けの逆柱」と呼ばれています。その逆柱を探しましたが、大混雑で押し出されてしまい発見できませんでした
陽明門の裏側も豪華絢爛な極彩色の彫刻が見応えありますが、こちらも容易に撮ることが出来ない大混雑でした。
中国の故事に由来する素晴らしい彫り物も多く飾られています。
陽明門の先には、御本社の正門である「唐門」は対照的に白基調で装飾されており、荘厳な美しさとなっています。
小さな彫刻には、中国の聖人などが飾られており印象的美しさでした。
東照宮のシンボルである左甚五郎作の「眠り猫」は、お色直しされて鮮やかな極彩色に蘇って昼寝をしながら参拝者を見つめていますね。
家康公の墓所の奥宮に向かう坂下門の先にも、鳳凰や色鮮やかなボタンなどの彫刻が飾られています。
余りの混雑で奥宮への参拝を断念し拝殿に参拝しますが、拝殿にも素晴らしい彫り物が美しく蘇っています。
押し出されるように陽明門を出て、家光公が眠る「大猷院」へ向かいました。
東照宮から二荒山神社へ向かう参道「上神道」は、石灯籠が立ち並びパワーに満ち溢れて「パワーストリート」とも言われているようで、強い生気を感じていました。
二荒山神社から「大猷院」を巡っていました【続く】
修復が終わった後ということで、その美しさが際立っています。
この混雑ぶりでは、前へ進むのも容易ではなさそうです。
そんな中でこれだけの写真を撮るのも大変だったことでしょう。
素晴らしいものを見せていただきました。
あまりの美しさにうっとりとさせられました。
この日は、休日でしたのでこの混雑は想像以上でしたね。素晴らしい豪華絢爛な彫刻や建築物は見応えありましたが、観客は誰もがこの美しさを撮りたいと思うますので、押し合いへし合いの撮り合戦でしたね(笑)見所は沢山ありましたが、止む無く二荒山神社へと退散でした。