目久尻川ポタリングの後半は、蟹ヶ谷公園から目久尻川のサイクリングロードを経て綾瀬市の城山公園へ向かいました。
川沿いの散策路には、見頃は過ぎていましたが、多くの赤いカンナの花が高く茎を延ばして咲き誇っています。
カンナの近くには、名前は不明ですが、多弁の花も描けない姿を見せていました。
水管橋下の堰には、2羽のダイサギ?が仲良くお休みでしたが、カメラを向けると飛び立ってサヨナラでした
早川城山公園へ向かう「新武者寄橋」では、過って早川城へ向かう武者の集合場所だったことから名付けられそうで、「かながわの橋百選」に選ばれています。
橋を渡り長いトンネルを抜けて早川城山公園に到着しました。
早川城山公園は、源頼朝の御家人だった渋谷重国の居城だった早川城跡に作られた自然公園で桜の広場や日本庭園、遊具広場、花木園などがある広大な城址公園となっています。
園内の桜の広場には、物見塚と言われる大きな塚が残されており、塚の上には旧海軍元帥の東郷平八郎の先祖の地であることから記念の「東郷元帥祖先発祥之地」の石碑が建っています
園内には、現在も土塁や堀切、曲輪が残されており、貴重な遺跡となっています。
回遊式の日本庭園は、秋の紅葉スポットとなっているようです。
長い木製の階段坂の下には、花木園(バラ園)があり、秋のバラが美しく咲き始めています。
城山の丘陵の下には湿性園がありますが、現在は調整池となっており、城山の堀跡の地形を生かして作られたようで、今も四季の彩り豊かな人気の自然公園の光景が見まれます。
城山公園を出て目久尻川に戻る急坂の脇には、「春日道」と名付けられた小径が残されていますが、案内板によると、徳川三代将軍家光の乳母でだった春日局の屋敷が近くにあって名付けられたそうで、以前には大山参詣にも使われていたそうで、庚申塔などが残されて歴史の道となっています。
目久尻川に戻り、秋風を受けながらサイクリングの楽しさを味わった一日でした。
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