江の島のウインターチューリップの季節外れの美しさに魅せられた後、江の島で欠かせないパワースポットの「江の島岩屋洞窟」を見てきました。
稚児ケ淵海岸の岩屋橋を渡り洞窟に入ると、洞窟は「第一岩屋(奥行152m)」と「第二岩屋(奥行56m)」に分かれていて、背の高さほどの洞窟内は神秘的な雰囲気が漂っています。
岩屋洞窟は、長い年月を経て波の浸食で出来た岩屋で、古くから信仰の対象となっていたようで、江の島詣で人気スポットとなっていたようです。
洞内には、江の島の浮世絵など様々な展示物も見られ江の島の歴史や文化を学ぶことが出来ることができました。
第一岩屋の洞内のエントランスでは、与謝野晶子が岩屋を詠んだ「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」の歌碑が立てられています。
洞内の細いトンネル洞の周りには、歴史的遺産の仏像座像・如意輪観音像・弁財天座像などが並び聖なる路となって神秘的な雰囲気に包まれています。
第一岩屋の奥は、富士山の麓の鳴沢氷穴に通じると伝えられるスポットで聖水が滴る雰囲気が感じられます。
その横には、人が寝そべったような大岩があり、「日蓮上人の寝姿石」と命名されていますが、日蓮上人の修行スポットだったようです。
さらに石仏が並ぶY字路の右奥には、江ノ島神社が鎮座していた発祥の地として祠が残されています。
第一岩屋から第二岩屋への分岐路から望む江の島の海を臨む絶景ポイントの光景
第二岩屋へ向かう岩屋橋近くには、沖に向かって泳いでいるような亀石が見られます。
第二岩屋では、期間限定で洞窟内にイルミネーションが光り輝くブリリアンロードが続いています。
第二岩屋の奥には、洞窟内に姿を現した龍神が待ち構えて周りに不思議な異音が流れる演出されていました。
洞窟内の岩肌は、様々な断層が見られ海蝕の痕跡が見られ岩屋の長い歴史が刻まれているようです。
第二岩屋出口に聳え立つ絶壁も圧巻の光景が見られます。
広重の浮世絵に描かれた江の島の昔の光景を実感を実感することができました。
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