MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~小田原城址公園

2022年03月02日 | まち歩き

小田原曽我丘陵ハイキングの後、小田原城址公園周辺をぶら散歩していました。

小田原城址公園は、桜や花菖蒲など花の名所ととなっており、北条五代祭で賑わいますが、この日は城址公園周辺は散歩人も少なく、歴史と文化の街も静かな雰囲気となっていました。

本丸からは、5年前に大改修されて白く輝く風格ある天守閣の素晴らしい光景が望めます。

本丸の常盤木門の近くには、シンボルツリーの「巨松」が聳え立ち、かながわの名木百選に選ばれています。

桝形門の常盤木門は、急階段もあり難攻不落の小田原城の名門として今もその堅固な姿が残されています。

常盤木門の階段下には、紅梅も咲き始めて優雅な景観も見られます。

階段下には、主幹が左巻きにねじれて四支幹に分岐した珍しい姿の樹高約20mの古木のイヌマキが、聳え立ち巨松と並んで、名木として天然記念物となっています。

南曲輪の先にある二宮尊徳を祀る「報徳二宮神社」に向かい、参拝してきました。境内には、多くの苦難を乗り越えてこられた偉人の二宮尊徳像が立ち、コロナ禍を乗り越える知恵を学んでいました。

境内の本丸側には、小峰曲輪の北堀が残されて本丸の裏手を守った景観が残されています。

北堀から望む急斜面の上の天守閣の光景。

南曲輪の急斜面には、100年前の相模湾大地震で滑り落ちた本丸の石垣の光景が保存されています。

この日は、銅門(あかばねもん)は、改修工事中でしたが、北条五代まつりで大行列が通過する銅門から馬屋曲輪を通じる住吉橋や桝形の馬出門の光景は、江戸の小田原の見逃さない景観となっています。

馬屋曲輪の一角には、二重櫓があった二重櫓台が復元されています。

馬出門を出た二の丸東堀は桜の名所となっていますが、堀端には隅櫓や学橋を望め、多くのカモメが飛び回る素晴らしい眺めが見られます。

堀端通りから駅前のおしゃれ横丁に入ると、城下町らしい雰囲気の小径の一角に、北条四代の領主の北条氏政・氏照のひっそりとした墓所があり、多くの鈴が架けられて願掛けスポットとなっていました。

小田原駅前通りには、新しく「ミナカ小田原」商店街が出来て、江戸情緒溢れた宿場町をイメージさせる新しい名所となっていました。

 


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