春本番の散歩日和となって、幕山の湯河原梅林を見た後、熱海海岸から熱海城、来宮神社を散策してきました。
熱海駅から急階段を下りてサンビーチへ出ると、「金色夜叉」でお馴染みの熱海のシンボルである「お宮の松」が大きく育ち、その傍らには「貫一・お宮之像」が立ち、像に近づくと懐かしい「貫一お宮」の音楽が流れていました
お宮像が立つ「ジャカランタ散歩道(お宮緑地)」には、三大花木と言われるジャカランタの木が植えられており、初夏には花が咲く花の道になるようです。
サンビーチの砂浜の先には、「ムーンテラス」と呼ばれる広場があり、親水公園としてお洒落なモニュメントで飾られ、恋人の聖地となっています。
サンビーチから続く親水公園のスカイデッキでは、熱海の海岸らしい青い海と白いヨットが並ぶ光景が見られ、楽しめるお散歩ロードとなっています。
渚デッキでは、熱海港から出港するクルーズ船の周りに無数のユリカモメやカモの群れが飛び回り、画になる熱海港の光景が見られます
熱海港からロープウエイで錦ケ浦山頂にある「熱海城」へ向かいます。
熱海城は、歴史的に存在した城郭ではなく観光スポットとして城郭風に建てられたお城で地上6階近い1階の建築でした。
地上43m、海抜160mの天守閣の展望台からは、熱海市街や初島、伊豆大島、伊豆半島など大パノラマの眺望は、青空と共に最高で熱海随一でした。
館内には、日本城郭資料館や江戸体験コーナー、浮世絵美術館、日本武家文化などが紹介されて歴史を学ぶコーナーとなっています。
武士が身に着けた鎧兜や日本刀コーナーです
城郭資料館では、すべて貝で作り上げた神輿やマッチ棒で作った日本の名城が見られます。
江戸体験コーナーでは、戦国大名の行列や大名籠などが見られタイムスリップしていました。
数々の江戸文化を感じた後、錦ケ浦山頂から急坂を下り隧道を経て、親水公園に戻り市街地の糸川沿いの遊歩道から宮坂を上り、日本有数のパワースポットである「来宮神社」へ向かいます。
境内には、心願成就を願う多くの参拝客が見られ、参拝後ご神木の樹齢2000年の大楠の幹を一周し健康長寿を祈願していました。
大きな幹の周りには、大龍や大蛇のような瘤があり、巨岩を抱きかかえたような自然の創造したものに神々が宿っているようです~
第2大楠は、木の中身は殆どなく空洞となってなっており、空洞には祠が設置されていますが、こちらもパワーが感じられました。
健康長寿・不老長寿のパワーを授かり、熱海駅へ戻る途中の野中山の麓の道路脇に、熱海七湯と言われる源泉のお湯が吹き出していました。
その先には、熱海鉄道(豆相人車鉄道)の熱海駅跡に碑が見られ、東海道線が開業する前まで小田原・熱海間を走った熱海鉄道の前身の豆相人車鉄道の史跡となっています。
さらに急坂を上り熱海駅前の平和通りに着き、熱海の街の人気ぶりを実感していました。
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