MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鎌倉散歩~安国論寺・安養寺

2016年06月13日 | まち歩き
苔寺「妙法寺」を後にしてすぐ近くにある「安国論寺」に立ち寄ってみました。
大町の松葉ケ谷(まつばがやつ)地区は、日蓮上人が鎌倉に入って初めて草庵を結んだ場所で、以来20数年にわたって住んでいた日蓮の霊蹟となっていて「松葉ケ谷のお祖師さま」と言われています。
貫禄のある山門の先には、真っ直ぐ石畳の参道が延びており、厳粛な聖なる雰囲気がありました。

参道を進み本堂に参拝し広い境内の見学コースを巡っていました。
本堂の横には、日蓮の直弟子の日朗がここで火葬されたという「日朗上人御荼毘所」があり、その右手には紫陽花の花が咲く石段が続きます。

階段を上ると中腹には松葉ヶ谷法難において白猿に導かれて日蓮が逃げ込んだという「南面窟」という洞窟がありました。



南面窟から山道を下って御小庵があり、日蓮が「立正安国論」を書いた「御法窟」がその奥に在ります。
御小庵の前には、立派な御像がお座りでした。

御法窟の脇には、松葉ケ谷 日蓮上人遺跡の石碑が立てられていました。

御法窟横から急坂の階段を上ると富士見台へ到着します。

富士見台からは、この日は見えませんでしたが、由比ヶ浜海岸から稲村ヶ崎など絶景が見られました。
富士見台では、日蓮上人が毎日法華経を唱えていたと言われています。

尾根沿いの巡礼道を歩むと、平和の鐘のお堂がありましたが、突くのは時間限定でしたね。

巡礼道を巡って本堂脇に戻ると、お猿さんの石像があり沢山お供えが飾られていました。
松葉ケ谷は、お猿さんにご縁があるようですね~


驚いたのは、墓所の中にあの経団連会長を努められた土光敏夫家のお墓があり、菩提寺になっているそうです。
元会社の大先輩でもあり、氏は法華経の信者だったそうです。全く知らなかったのですが、ご縁を感じて参拝させてもらいました。


安国論寺を後にして、鎌倉駅に向かう途中にある「安養寺」に立ち寄ってみました。
「安養院」は、日蓮宗ではなく浄土宗のお寺で北條政子ゆかりのお寺で、政子が亡き夫頼朝の冥福を祈って建てた長楽寺を移したそうで、「安養院」は政子の法名だそうです。
開かれていた日限地蔵尊に参拝していましたが、恋愛成就のご利益があるとか?今更期待も出来ませんね(笑)

観音堂の横には、沢山の地蔵さまや宝篋印塔、供養塔などがお並びで一番奥には政子の宝篋印塔でした。

さらに本堂裏手にはツツジの木に囲まれた鎌倉最古のものと言われる開山良弁尊観の宝篋印塔があり、国の重文に指定されていました。

また、境内の一角には、ひっそりと「身代わり地蔵」様もお眠りされていましたが、ご利益は?~


梅雨の快晴に恵まれての鎌倉の花散歩と歴史散歩を堪能した一日でした。
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鎌倉散歩~妙法寺

2016年06月12日 | まち歩き
鎌倉祇園山トレッキングで八雲神社に到着した後、苔寺として有名な「妙法寺」へと足を延ばしてきました。
「妙法寺」は、日蓮上人が安房より鎌倉に入り、松葉が谷に草庵を開かれた日蓮宗最初の場所で、「松葉ケ谷法難」の舞台となったと言われています。
「安国論寺」の山門前の交差点には、「妙法寺道」の道標が立ち、左に曲がったその先の妙法寺の総門を入り案内に沿って石畳の参道を進みます。


まもなく紫陽花が咲く石段を上ると、朱塗りの仁王門が立ち迫力ある金剛力士像が出迎えてくれました。



仁王門をくぐると、法華堂までの石段には厚い苔が生えて驚きの空間が拡がっていました。

階段を上ることは出来ませんが、夏の陽が射しこんで美しい緑に覆われた不思議な聖なる世界となっていました。

苔石段の脇の石段を上ると、釈迦堂跡や立派な石仏像に出会います。

鐘楼の前にも立派な仏様がお座りでした。

さらに階段を上ると「御小庵跡」が残されていました。

さらに急坂の山道を上ると、「大塔宮護良親王の墓」がありました。

墓の裏からは、鎌倉市街地や由比ヶ浜海岸など相模湾の素晴らしい眺望が開けていました。


北側の山道の先には日叡上人の墓、日蓮大聖人塔が並べられています。

御小庵跡の裏の山崖には、紫陽花の花が崖一面に咲き誇っています。

苔石段を上から見下ろす光景です。

苔石段の下に戻って見上げると手前の石灯籠と共に、幻想的な空間ですね~



苔石段の左奥には、「化粧窟」が見られましたが、やぐらの中には日蓮坐像が安置されているようですが、確認できませんでした。

妙法寺は初めての訪問でしたが、期待以上の見どころ一杯で苔石段と共に堪能しました。
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鎌倉祇園山トレッキング

2016年06月11日 | ジョギング
先日、明月院の紫陽花見物の後、鎌倉八幡宮を経て祇園山ハイキングコースをぶらりとトレッキングしてきました。
鎌倉八幡宮では、時間も早かったのでアジサイ花見客の姿も少なく比較的空いていました。

源氏池では、ハスの花が夏の風物詩となっており、池一杯にハスの葉が大きく育っていますが開花には少し早かったようで月末頃が見頃でしょうか?

池畔では、鳩と鯉の餌の奪い合いが演じられていました~

地元小学校の鎌倉巡りの下見を兼ねて八幡宮から東勝寺跡の「腹切りやぐら」に立ち寄ってみました。
鎌倉幕府滅亡の貴重な歴史的遺跡で、今もやぐらの中には墓所として墓石などが並べられています。


雨上がりの急階段を上りハイキングコースへ取りつくと、足元が悪い上り階段ですが苔生して趣きありますね・・・



途中、山肌の小さなやぐらの中には可愛い鳥居と祠が鎮座していましたが、由来は判りません・・・

比較的平坦なコースですが、所々アップダウンもあり木漏れ日の山道は暑さを忘れる爽やかさを感じていました。

しばし、木の根道のアップダウンを進むとまもなく祇園山への分岐点の先に到着。

見晴台の展望台からは、鎌倉市街地や由比ヶ浜海岸、相模湾のパノラマ光景を見渡すことが出来ました。

見晴台には、頭部が欠けた双体地蔵が鎮座しており、展望を楽しんでいたのでしょうか?

山頂には方位盤も設置されており、天候が良ければ伊豆半島から箱根、富士山、丹沢連峰に房総半島も一望できるようですね。

祇園山から三叉路に戻って急坂の細い道を下ります。

東勝寺跡から約20分で厄除の社である八雲神社に到着。

新緑が残る鎌倉の山々の美しさと清々しさを感じたトレッキングでした。
さらに、新緑の名所の「妙法寺」へと向かいました【続く】
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山王祭~神幸祭

2016年06月10日 | まち歩き
「日本三大祭」「江戸三大祭」に数えられている赤坂日枝神社の「山王祭」「神幸祭巡行」が、梅雨晴れの赤坂・霞が関・丸の内・日本橋・銀座など皇居周辺で行われました。
今年は、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」 の400年の節目を迎える記念の祭となっており、2年ぶりに出かけてきました。
東京駅から日本橋へ向かう道にも氏子町会の神輿が並び、日本橋界隈は祭一色となっていました。


早朝に赤坂を宮出しした祭礼行列が到着した日本橋の日枝神社(摂社)に着いた時には、狭い境内は鳳輦二基・宮神輿一基が揃い旅所祭が執り行われていました。



境内には、五頭の口取りされた神馬が猛暑を避けての一休みしていましたが、可愛い表情でしたね。

また、境内には明徳稲荷大神も鎮座するビルの谷間のひっそりと佇む神社ですが、この日は押すな押すなの大混雑でしたが、お稲荷さんも驚きだったようです。

鳳輦の姿も特別のゴールデンバードでした。

日本橋日枝神社を出発して日本橋中央通りを総勢約500人の大行列が王朝装束で練り歩きますが、高島屋のレトロな建造物とマッチして実に古式豊かな光景でした。

第一御鳳輦です。

続いて第二御鳳輦です・・・・

さらに宮神輿が続きます。

京橋の中央通りには、書の飾りや山車も祭列を見送っていました。



銀座通りでは、大変な人出となっており、写真撮影も大変でした。
諌鼓鳥が隊列を先導しています。

続いて神馬、古式ゆかしい王朝装束の隊列が続きタイムスリップしていました。





隊列を見送って赤坂の本殿へ先回りして92段の男坂を駆け上がりましたが、祭の提灯が並び初詣とは異なる光景でした。

境内では、参拝者で行列となっており、神の使いのお猿さんも喜んでくれました。



日枝神社と言えば、お猿さんですが、山王稲荷神社、八坂神社・猿田彦神社が並ぶ拝殿前には、小さな狛犬も鎮座していました。

我が家にとっては、大きなご縁のある日枝神社ですが、今年2回目の参拝を終えて、お稲荷さんの91個の赤鳥居の階段をくぐって神社を後にしました。

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鎌倉明月院あじさい散策

2016年06月09日 | まち歩き
梅雨の花紫陽花が見頃となり、鎌倉の「紫陽花寺」の明月院へ花見散策してきました。
この時期は、鎌倉の紫陽花の名所は大変な混雑となるので早めに出かけたが、北鎌倉駅の円覚寺前にはツアー客が大勢集まっており、明月院通りを走り名月院へと急いだが、案の定入場制限がかかっていましたね~
しかし、約20分待ちで入場すると、境内は予想以上に大混雑で撮影ポイントの参道の石階段では人の途切れることはありませんでした。

本堂の丸窓の「悟りの窓」からお庭を望むスポットも大行列でした。

境内の散策路は、「明月院ブルー」と言われる数千本のヒメアジサイの青一色に染まっていました。



宝物庫の前には、可愛い「子地蔵」や「花想い地蔵」も紫陽花に囲まれて優しい表情を見せています。

開山堂周辺の山崖には、「明月院やぐら」がありますが、鎌倉に多くある中で最大のものだそうです。
やぐらの中には、宝篋印塔が建ちその背後の壁面には釈迦如来や羅漢像などが彫られていましたが、暗くてよく撮れませんでした。

その横にもやぐらが並んでいます。


あづまやのある一角だけに、ガクアジサイも見られました。

本堂裏手の「本堂後庭園」では、花菖蒲園が特別公開されており、紫や白の花菖蒲が満開となって咲き誇っていました。



庭園の奥から振り返って望む菖蒲園の光景です。

菖蒲園の木道からは、間近にハナショウブに間近に触れ合うことが出来、凛々しい姿が見応えありますね。


菖蒲園の一角には、「赤地蔵」が鎮座しており、 ”体中を流れる命の色は赤色・・・” 赤色の想いです。


古墳らしきものが残されていましたがいつの時代のものでしょうか?


境内の出口近くの一角には、竹林もありその中には鬼瓦のような並べられており竹林と鬼瓦のコラボも面白いですね。

出口近くの苔庭の奥には、第5代執権、北条時頼の廟と墓所があり、珍しい形の宝篋印塔の墓ですね。

墓所の前には、鮮やか真っ赤な花が咲いていましたが、ブルーに染まった境内と比べて非常に印象に残りましたね。

追い出されるように明月院を後にして、祇園山ハイキングコースへと向かいました【続く】
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二宮せせらぎ公園~花菖蒲

2016年06月08日 | まち歩き
湘南の花菖蒲の名所で「かながわ花の名所100選」に選ばれている「二宮せせらぎ公園」の花菖蒲を観てきました。

湘南地方も梅雨入りしましたが、この時期はハナショウブやアジサイの花の白、紫、青、黄などと絞りや覆輪などの妖艶な姿も似合いますね。

せせらぎ公園は、約9000㎡の広い棚田に130種類約1万株が咲き揃いせせらぎ水路に沿って咲く光景は、大変見応えありました。

棚田の奥まで続く木道の散策路も趣きがありますね~

この日は、丁度見頃だったようでどの花も美しい彩りを見せてくれていました。

せせらぎ水路の最頂部では、谷戸の水源から園内へと流れ落ちており、ショウブに潤いを送っていました。

公園の奥の水源近くでは、フトイ(太藺)の花が群生しており、花茎は太くなく約5ミリ程のホソイ茎の先端には、花序がつき小穂の花が咲いていましたが実に珍しいですね~



折り返してまもなく深い山側には珍しい白い花?を見つけてよく観ると、何と魚網の柵に付いている貝殻でした。
管理人伺うと、山からのイノシシの侵入を阻止する役目があるそうでした。

木道から眺めるハナショウブの姿や彩りも様々で、スケッチのモチーフとして魅せられていました。





黄色の色合いも心和む優しさを訴えていました。

四阿の近くには水遊び場もあり、周りにはハンゲショウ(半夏生)も群生しており、夏至もまもなくで今年の半夏生の日は、7月1日ですね。

ハンゲショウの周りのハナショウブの姿も見事でした。

また、花菖蒲田を取り囲むように紫陽花の花が見頃となってハナショウブと美しさを競うように咲き誇っていましたね~

蓮池では、まだ蕾でしたが、ハナショウブから主役を受け継いでいくのでしょうか?

ホテイアオイの池では、美しい錦鯉たちも元気な姿で泳ぎまくっていましたね。

公園の出口付近では、鮮やかな黄色のベールに覆われたような植木やスイトピーも彩りを添えていました。



見事な満開の花菖蒲を観て梅雨の到来を受け止めていましたが、関東地方も今年は乾期が長かったためか、水不足が心配されているようで、梅雨の雨に期待したいですね。
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ART FACTRY 城南島~三島喜美代展

2016年06月07日 | アート・文化
東京大田区の城南島に最近出来た「ART FACTORIY 城南島」で現代アートの三島喜美代展が開催されていると聞き出かけてきました。
「アートファクトリー城南島」は、都内最大級のアート施設でこの日は三島喜美代氏の巨大な立体造形アートが常設展示されていました。

会場の城南島へは、京急平和島駅から平和島公園や東京港野鳥公園、流通センターを経て道に迷いながら到着しましたが、羽田空港もすぐ近くで絶え間なく飛行機が空港滑走路へ着陸する姿も見られ位置的には不便ですが、湾岸の光景も望める絶好の位置でした。

会場の「アートファクトリー城南島」は、倉庫街にある巨大な倉庫を改装したアート施設で施設の玄関には、ドラム缶を潰した作品が展示されており、施設を象徴しているようで期待が膨らんでいました。

1階の展示場では、新聞などのゴミを固めたような巨大なブロックが16個並んでおり、何を表現しているのか判りません。



その先の迷路のような展示場では、新聞や雑誌の切れ端が壁に貼られています。

さらに古新聞の束が山のように積まれた迷路が出来ており、今地震が起きたら倒れてくるのでは?と一瞬恐怖感も覚えました。



灯りを求めて道なりに進んでいくと、その先には工場だった床面には古煉瓦に新聞や雑誌の切り抜きを張り合わせた瓦礫が並べられていました。
ざっと見ても1万個以上はありそうで、その大作?の制作過程はどうだったのでしょうか?

人文字のように煉瓦を並べて何かを描いているようにも見えませんね~

煉瓦作品の横には、新聞を固めたような塊も並べられていましたが、意図するところは読み取れませんでしたね~

倉庫のクレーンが走るスペースの2階の歩廊のキャットウオークには、パブロ・ピカソとアンドレ・ヴィレールの共作によるコラージュ作品の「昼間」の写真展も観られました。

迷路の天井上にも古新聞が張られています。

新聞やレンガが詰め込まれたゴミ屋敷のような印象もありましたが、これも巨大なアートですね。
我々身の回りに見るゴミもアーテイストの手によると不思議な芸術品に生まれ変わっていました。
会場を出ると、玄関前には可愛い小便小僧が何かを訴えているようですが、声が発せられませんでした。

他のフロアには、アーテイストの制作スタジオもあり、アートが持つ創造性を活用してコミュニテイの場となっているようでした。
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ブラ散歩~銀座・日本橋

2016年06月06日 | まち歩き
銀座の画廊で開催されている知人の水彩画展で知人と再会し、素晴らしい作品に触れた後、久しぶりに銀座から日本橋へとブラ散歩してきました。
銀座中央通りは再開発が進み松坂屋なども姿も無く寂しい光景でしたが、この日は晴海通りに向かって歩いてみました。
懐かしい三原橋地下街の「銀座シネパトス」も無くなり、再開発が待ち遠しいところですが、未だその姿は判りません。
あづま通りへ向かうと、夏の花やシンガポールのマーライオン?を描いたような素晴らしい大壁画が描かれており、いつ描かれたのかも不明ですが、しばし見入っていました。

壁画の先の三原小路も一昔前はよく通い慣れた路地ですが、「吾妻稲荷大明神」も残っており懐かしい雰囲気を味わっていましたね~

銀座通りに出て四丁目交差点のサッポロ銀座ビルもリニューアルされており姿を変えており、四丁目交差点一角の光景はすっかり変わっていました。

一方、銀座のシンボルである和光の時計台は、歴史的な姿を誇っていました。
和光ビルと言えばいつも立寄るウインドウデイスプレイですが、この日は、「華」と命名されている打ち上げ花火が開くようなイメージの立方体のオブジェが回るようにデザインされており、いつ見ても銀座の華として華やかでした。

となりのデイスプレイには、季節のフルーツのサクランボが舞いあがるデザインでした。

京橋を経て日本橋に来ると、中央通りで新しい高層ビルが建つ中でいつ来てもレトロな姿は、圧倒的な貫禄を示しており、これまでも何度かスケッチのモチーフにしていますが、お気に入りのスポットです。

永代通りの日本橋交差点でも、日本橋タワービルが建設されており、一昔前の白木屋の立っていた光景はすっかり変わっていました。
コレド日本橋裏側の蛸の博物館・たいめいけん周辺も高層ビル工事中でしたがアネックス広場には、「名水白木屋の井戸」の隣に「漱石名作の舞台」の碑が立ち、江戸時代の名残が残されていました。

日本橋の中央には日本の道路元標があり、日本の幹線国道の起点となっています。

日本橋の南側は滝の広場となって岸壁に水が流れていましたが、江戸時代には罪人の晒し場だったそうですが、現在は双十郎河岸として日本橋クルーズの乗船場となっています。


日本橋の中央には、首都高に挟まれて麒麟象が鎮座していますが、羽を拡げて日本橋から飛立つイメージですが、厳つい顔で現代の世相を怒っているようでした(笑)


日本橋を渡り北側の一角には、「日本橋魚市場発祥地碑」が建っていて、この辺りは江戸時代あから大きな魚市場があったそうで、築地市場もまもなく豊洲へ引っ越ししますが、歴史が繰り返されていますね。

コレド室町エリアでは、三井ビルも全て再開発が終わってすっかり街並の形相が変わって「COREDO街」となっていましたね~

一方、室町3丁目エリアは、再開発が進められており、高層ビルに囲まれていた「海老屋美術館ビル」だけがポツンと残されており、開発終了時はどんな形相になるのでしょうか?

室町2丁目のビルの谷間にあった「芽吹神社(福徳神社)」も立派な社殿となりすっかり変貌していました。
「福徳神社」は、平安時代に創建され徳川家康公も何度も参詣した古社だそうで、日本橋の発展に関わった神社でビルの合間に聖なる空間を創られたのですね。

室町のシンボルである三越本店も高島屋に劣らぬ石造りの重厚な景観で、新しい高層ビル街の中でひと際存在感がありました。

正面玄関のライオン像も百歳を超えていますが、気品ある姿を見せています。
連れのダックと記念撮影でした。

この後は、馴染みのイルキャン店で久しぶりにランチをいただきました。
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第66回藤沢市展

2016年06月05日 | アート・文化
恒例の市民による美術・書道・写真・華道を含めた総合展の「第66回藤沢 市展」が市民ギャラリーで開催されており、美術の部(絵画・立体部門)に出展されている知人の作品などを観に行ってきました。

今回も、美術部門では絵画・立体部門を含めて250点の大作が出展されており、開場直後でしたが多くの絵画ファンの姿が見られました。

広い会場を巡りながら水彩・油彩・アクリルなど多彩な作品を見せてもらいましたが、特に受賞作品には迫力ある画風や爽やかさを感じていました。

中でも市長賞に輝いた「シンフォニー」という作品ですが、高校生11人の共作で一人一人が各自の好きな材料、技法を用いて描かれたもので、生き生きした表現が評価されたそうです。

美しい神の鳥が抱き合うような大作にも魅かれました。

知人の作品もプラハの街並を描いた秀作でした。

立体の部では、表情豊かな能面や陶芸作品のも素晴らしい作品が見られます。

「瞑想」と名付けられた4体の阿羅漢像のような陶芸作品です。

色々な画風や構図の大作に触れて新たな刺激も受けていました。
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ぶらりクロカン~引地川親水公園・ふるさとの森

2016年06月04日 | ジョギング
久しぶりに朝ランで引地川親水公園のふるさとの森をクロランしてきました。
親水公園の芝生広場では大庭神社の前の約100mのアジサイ通りは、見頃を迎えて紫の路となっていました。



紫陽花に負けじと淡い紅色のシモツケの花も風に揺られて美しさを見せていました。



大庭神社の百段坂を上り拝殿に参拝し、ふるさとの森へ・・・・

ふるさとの森は適度なアップダウンが続き絶好のクロカンコースとなっており、新緑に包まれた森のコースは木漏れ日が射す爽やかな雰囲気が漂っていました。

森の中では、野鳥のさえずりが響き渡ってテンションも上がります。



散歩人の姿も見られ人気の散歩コースともなっていますね~

周回コースを2周して親水公園に引き返していたが、暑さを忘れる程清らかな緑の空間にはオゾンが満ちていました。


親水公園の藤棚の藤には大きな実が出来ており、マメ科の花らしいですね。

夏の暑さを感じない森のクロカンを満喫しました。
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第35回横浜開港祭~臨港パーク

2016年06月03日 | まち歩き
横浜開港祭で横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)から新港パークで一般公開されていた「やえやま型掃海艦はちじょう」を見てきました。

赤レンガ倉庫パークからは、横浜港開港を祝うように青空と蒼い海に浮かぶようにベイブリッジが架かりこの日限定の風景が見られました。

新港埠頭に着くと、掃海艇「はちじょう」の前には、長蛇の列が出来ており艦内に入るのに約1時間待ちでした。

待ちながら、はまにゃんの歓迎を受けて交流が行われていました。

「掃海艇はちじょう」は、海上自衛隊所属の日本で一番大きい木造の掃海艇で全長67M、排水量1,000トンのやえやま型の掃海艇です。
艦内には、掃海用の様々な海具が装備されており、自衛隊旗である旭日旗がはためいていました。


広くない艦内では、海具の他に船員の部屋など隅々まで観れましたが、運転席では多くの計器が並びその詳細は判りませんが、偉大な装備に感心していました。

船首甲板には、機雷処分用の多銃身機銃が兵装されておりその性能などは不明ですが注目していました。

掃海艇は、第二次大戦のおり連合軍が日本の周りに置かれた多くの機雷を除去するために整備されたもので、特に磁気反応型機雷を避けるため木造となっている世界最大級の掃海艇の迫力に感嘆しますね。


新港埠頭を後にして、開港祭のメイン会場の臨港パークに向かうと、周辺では既に花火大会の場所取りが行われていました。

メイン会場では、ステージショーが行われて大変な盛り上がりでした。



パークの一角にあるフルーツ・ツリーも色鮮やかに輝いて人気スポットとなっていました。

潮入りの池のステージでもキッズ・ダンスやパフォーマンスが行われて大変な盛り上がりでした。

臨港パークから望むインターコンチネンタルホテル前には開港祭の旗がはためき、帆を上げたイメージの姿も青空をバックに素晴らしい光景でした。
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第35回横浜開港祭(Y157)

2016年06月02日 | まち歩き
今日は、横浜で行われる最大のイベントである「横浜開港祭」が開催されて、快晴のみなとみらいエリアは大賑わいでした。
横浜三塔(キング・クイーン・ジャック塔)を巡りメイン会場の臨港パークへ横浜港の歴史スポットを巡っていました。
横浜スタジアム周りの横浜公園では、「横浜開港記念バザー」が行われており、全国各地のグルメ店や植木・縁日コーナーなど約200店の露店が軒を連ねて横浜に夏を呼んでいました。

「横浜開港記念会館」では、この日限定で時計塔(ジャック)へ昇れるとあって、長い行列となっていました。
貴賓階段室には、日米修好通商条約が調印された黒船ポーハタン号の来航の様子を描いたステンドグラスが掲げられています。

時計塔へは細い螺旋階段を117段上って時計の裏側に到着し、窓から神奈川県庁(キング塔)やベイブリッジを望む絶景が見られました。

時計塔の窓からは屋根のドームや明かり窓など滅多に見られない貴重な光景です。

急な螺旋階段も趣きがありますね~

県庁側から見上げるジャック塔ですが、改めてその国の重要文化財の荘厳さを感じました。


ジャック塔から隣の「神奈川県庁(キング塔)」へと向かい屋上からは、快晴の横浜港の大桟橋やベイブリッジを一望することが出来て、みなとみらいの象徴的な光景でした。

左手には、 「横浜税関(クイーン塔)」や赤レンガ倉庫パークを見下ろす素晴らしい展望が拡がっていました。

キング塔の象徴的なライト様式のテラコッタの装飾が屋上の一角に保存されていますが、独特の様式です。

屋上に聳えるキングの塔は、五重塔をイメージする様式で頂部には相輪を載せた和洋折衷の様式は他では見られない様式となっています。

キング塔から象の鼻エリアへ向かうと、この日もカラフルなボートが停泊し、背景にはランドマークタワーやクイーンズタワーが聳えるみなとみらいのシンボル的な近代の光景が見られました。

横浜港発祥の地の象の鼻パークでは、開港150周年に立てられた記念碑とY150のマスコットキャラクターのたねまる君が静かに見守っていました。


象の鼻パークから赤レンガ倉庫パークへ回ると、旧横浜港駅のプラットフォームが汽車道と共に今も保存されています。

この日は、大桟橋には大型船の接岸はありませんでしたが、海上保安庁岸壁には、巡視船「あきつしま」が接岸しており、ベイブリッジの遠景とコラボして横浜港の美しい光景が見られました。


赤レンガ倉庫パークで一休みして、新港パークからメイン会場の臨港パークへと向かいました【続く】
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ぶらりJOG~茅ヶ崎サザンビーチ

2016年06月01日 | ジョギング
山中湖ロードレースの疲労感も残っていましたが快晴に誘われて、辻堂海浜公園を経て茅ヶ崎サザンビーチへとジョグってきました。

海岸へ出ると強風注意報も出ていたようで時々砂が体に吹き付けていたが、多くのランナーや散歩人と行き交い気持ち良くランランでした。
途中、強風に乗ってカイトサーフィンの姿も見られ湘南海岸の光景ですね~

サザンビーチの手前の「茅ヶ崎ヘッドランドビーチ」に着くと、富士山は見えませんでしたが、ビーチでは凧揚げを楽しむ家族連れや、ウインドサーフィンのサーファーも多く見られました。



「ヘッドランド」は、海岸を浸食から防ぐために人工的につくられた防波堤ですが、大きな石をT字型に埋め込んだ景観は、ランナーや散歩人の憩いの場となっています。

また、その埋め込まれた大石は、それぞれが固有の色や形を持っており、アートにもなっていました。

突堤の上から約1km沖合いには、茅ヶ崎のシンボルである烏帽子岩が浮かびその周りにも大小の島々が見られました。

烏帽子岩まで泳ぐオープンウオータースイミング(OWS)の大会に参加したいと期待しているのですが、未だ実現しておらず近いうちにやってみたいと期待が膨らんでいました。

エボシ岩は、第二次大戦後の米軍ぼ射撃の的になっていたそうですが、この日もどこのヘリか2基のヘリコプターが何回も烏帽子岩周辺を飛び回っていました。

一休みした後、サザンビーチへと向かうと、サザンビーチのシンボルであるモニュメントの「サザンC立ち、人気スポットとなっています。
Cの右側に人が立つとCの切れ目が繋がって円(縁)になる縁結びの撮影スポットとなっています。
「C」のセンターには、江の島が浮かんでいました。

サザンビーチの西側の茅ヶ崎漁港では多くの漁船が停泊しており、海の日には伝統の「浜降祭」で大変な賑わいとなりますが、この日は静かな雰囲気の中で海を眺めながら憩いを取っていました。


一休みしてヘッドランドビーチの先には江の島、そして遥か先に三浦半島を望みながら砂浜のみちを引き返しました。

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