「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「1時間100ミリの雨」

2012年07月09日 | 季節の移ろい・出来事

         

〇月〇日、〇〇地方、午後6時半から7時半までの雨量が60ミリを越える恐れがあります。厳重な警戒が必要です。などというニュースをよく耳にする。
このような、まさに集中的ゲリラ豪雨が我が住む街を襲うことはない、と何のわけもなく単純にそう思っていた。

それがやってきた。現実に目の前で降った。
こともあろうに、1時間に60とか70ミリではない100ミリの雨が降ったというではないか。その終わり頃の10分ばかり、この豪雨を身を持って体験した。
話にならない、むしろ言葉にならないという表現が正しいような、開いた口がふさがらないほどの叩きつける雨。傘をすぼめてクルマに乗りこむわずかな時間に、頭からしずくが垂れそうなほどの雨。もちろん駐車場の床面は10センチほどの冠水。外出用の靴でゴボゴボと水をくぐる。

やっとの思いでクルマに乗り、さあ近くのゲートから道路に出ようとしたら、グルグル回る赤色回転灯が目の前に。パトカーがゲートを封鎖している。
よく見るとゲートの向こうの道路はクルマの車輪半分くらいまでの洪水状態になっている。そんなこんなで大難儀をして我が家に帰ったら、せいぜい50ミリ程度の雨だったという。

まさに、夕立は馬の背を分けると言われるほど局所的に豪雨をもたらす。恐ろしいことである。雨の降り方や気象予報によっては、いち早く非難して自分の命を守ることが最優先である。
ちなみに、1時間当たりの雨量と人間の感覚をひもといてみた。

3 ~10ミリ・・・結構降っているね~。
10~20ミリ・・・すごい雨。雨音で会話が聞きとりにくくなる
20~30ミリ・・・どしゃぶり。傘をさしてもずぶ濡れ。クルマのワイパーも効きにくい。
30~50ミリ・・・バケツをひっくり返したような雨。川があふれだすおそれも。
50~80ミリ・・・滝のような雨。しぶきがたって辺り一面見えなくなる。ゴーゴーとどろく。
80ミリ以上・・・猛烈な雨。耐えがたい息苦しさや恐怖をおぼえる。

この頃の雨・風・カミナリ・竜巻など自然の威力の恐ろしさをいやというほど見せつけられている。梅雨の末期、もうひと雨大物が来るに違いない。怯えようそして身を守ろう。


 

コメント (14)
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