「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「お散歩の収穫」

2021年04月03日 | 家族・孫話

                

お泊り里帰りの姫孫さん。朝ご飯を食べるのも、ジジの横にちょこんと座る。ご飯が終わるとすかさずジジとのお散歩をおねだり。
先ずは近くの団地公園に走り、ブランコに数分。そしていつもの狭い田舎道を並んで歩く。

「じいちゃん、この花なんていうの?」エッ?この花の名前をしらないの?と喉まで出たところを抑えた。それは蓮華の花である。よく考えてみると、知らないのも無理はない。この頃では春になっても蓮華を咲かせる田んぼなどどこにもない。ましてや田んぼを見ることさえない街中暮らしの孫にしてみれば、蓮華の花など知るよしもない。
ど田舎に住むジジでさえ、蓮華咲く春の田んぼを駆け回ったのは子供のころの話で、今は稲刈り後の株はそのまま田植えが近づくまでほったらがし。草を生やさない農薬の発達で、蓮華も一緒に根絶やしにされたのであろうか。

運良く数本の蓮華があぜ道に咲いているのを摘み取って「花束を作るの」「誰にあげるの」「理恵ちゃんに」。理恵ちゃんとは、近々結婚するお母さんの妹である。蓮華に菜の花、名も知らぬ紫の花や終いにはぺんぺん草の白い花まであしらって、なんとか小ぶりの花束が出来上がった。昼から届けるのだと張り切っていた。

こんな体験は、同じ孫でも姫孫ならでは話である。如何にも優しくてほのぼのした思いやりと、愛らしい発想に慰められる。これまで孫三兄弟との付き合いが長いので、男児の腕白は道の小草まで嫌うと言われる荒々しさとはえらい違いである。ババが仕上げてくれた小さな手作り花束を受け取った理恵ちゃんが「有り難うのぞみちゃん」と言って幸せになってくれることを願っている。

名も知らぬ路傍の花を束にして、幸せ祈る乙女の心。届いて欲しいものだ。

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「桜と海と青い空」

2021年04月02日 | 家族・孫話

             
                 すぐ近くにある、海の公園。ふるさとの青と白と緑に心ほぐされて

         
                     散り始める前の見事満開のさくら、さくら、さくら

           
                    夏を待てない孫ちゃんは、着の身着のまま海と戯れる

お隣の県に住む孫ちゃんが久しぶりに里帰りした。それも親子4人ではなく、この春小2になる長女とお父さんの二人だけ。
3歳の妹は、通う幼稚園での「県外に出たら帰宅して14日間は自宅待機」という厳しいルールがあって、たとえ1日でも我が家に里帰りすれば、14日間幼稚園を休まなければならなくなる。ちょっと厳しすぎない?と思うところもあるが、厳しいコロナ感染状況を目の前にすると、それも致し方ないのかなーと諦めるしかない。

そして帰って来た孫ちゃんは、ジジババを独り占めにして甘えてくる。
それを承知で、言われるままに飲み物とおやつを買い込んで、リクエストの海の公園に直行。今を盛りと咲き誇る桜と真っ青い空、そして目の前の海。いきなり水しぶきを上げて波打ち際を走る。「じいちゃん、ジーンズ脱いで泳ぎたい」という。

たとえ小1とはいえ、長く続く自粛とお籠もり生活に対する鬱積みたいなものがあるのか、兎に角泳ぎたいという。着替えの準備も何もないのにどうしよう。エエイままよ。このお天気にこの暖かさ。ストレス発散、好きなようにさせようと。見事にずぶ濡れ。しばし遊んで急いで帰り、シャワーに着替えに洗濯に、後始末はババの仕事。「風邪でも引いたらどうするの」孫とともにジジも叱られる。

それでも、満開の桜に気分がほぐれ、あまり冷たくない海を目の前に、絶好のお日和とくれば、逸る気持ちを抑え込むよりも好きにさせる方が遙かに精神安定効果がある、と判断。見守るジジもなんかしらいいことした気分にさせられたような一日。満開の桜と絶好のお天気に感謝!!

ブログご訪問に感謝!!

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「年度替わり」

2021年04月01日 | 季節の移ろい・出来事

             
             
4月ついたち、年度替わりの初日。
個人的にはひとつ肩の荷を下ろして、大きく心呼吸。そして背筋を、腰を伸ばしてみたい年度の変わり目でもある。と言ってはみるものの、他にも色々あって、年度が替わったことでまた一つ背負い込む荷もある。

今年度こそ計画した活動を全て実行に移したいと、気持ちの中ではしっかり思っているのだが。
新たに出てきた「まん防」という言葉。つまり改正新型コロナ特措法に基づく「まん延防止等重点措置」を適用しなければならないほど、コロナ感染の勢いは衰えを知らない現実がある。

 

昨年度に引き続き、自粛もお籠もりも、集団での行動も大きく制限されるコロナ対策は、なんら変わりなく続くようだ。そんな中でも、何かしら楽しい時間の過ごし方を探し出したいと思うのだが。これがなかなか難しい。
かといって本当に何もしないで日々を過ごすことは罪悪だ、と自分でも思ってはみるのだが、実際にはそんなに暇な時間を与えられているわけでもない。

普段から空っぽの頭の中をさらに空っぽにして、少しガス抜きをしてみたい。何かが見えてくるじゃろうか、みえて来ないのじゃろうか。ま、ぼちぼち新年度に向かって緩やかな一歩を。

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