内田 潤
勝利のために
オレらと
共に戦おう
彼の応援の歌だ。
もうすぐ、その歌が歌えなくなる。
内田潤選手と次季契約更新せず。
そのニュースに驚いた。
新潟の選手たちの精神的支柱だった。
自分がけがをして試合に出られなくても、出場する選手たちや若手選手たちに声をかけていた。
見かけによらない?リーダーシップを、新潟で発揮してきた選手だった。
試合後、応援してくれたサポーターたちにあいさつをしてスタジアムを1周する選手たちの中で、いつも最もていねいにあいさつしてくれる選手だった。
スタンドにいるわれわれに、最もたくさん目を合わせてあいさつしてくれる選手だった。
まだ3試合残っている中での発表というのは、内田ファンであるサポーターたちが、別れを告げるのに十分な時間を与えようという、クラブの意志があるように思える。
そして、まだ選手として契約してくれるチームがあれば、そこに行くよ、という彼の意思も感じられる。
まだまだ新潟にいて、選手を鼓舞してほしいけれど、選手として試合に出られなければ、選手である意味がないことも確かである。
ありがとう、ウッチ―。
大好きなウッチーのことだから、これからどのような道をたどっても、われわれは忘れることがない。
これからも、彼の応援を続けたい。