ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

苦しみまくった今年の新潟シティマラソン(2)~新潟みなとトンネルが調子を狂わせた?~

2017-10-10 20:18:07 | RUN
並んだ時からわかっていたけれど、参加者が多い。
なにせ、ファンラン(10.6㎞)の参加者3,300人とフルマラソンの参加者9,600人が一緒に並んで同時スタートなのだ。
12,900人もの人が一斉に並んだのだから、いくら走力順だとしても、すごい混みようである。
だから、列をなす人たちがいくらかばらけるまでは、無理せずに行くことにする。
最初の1kmは、想定より30秒くらい遅い6分22秒、まあ仕方がない。

2km地点の近くには、目の前に、手を振るなど周辺にやたら愛想よく走っていたランナーがいた。
ゼッケンには、「米山隆一」と書いてある。
おお、県知事じゃないか。
県知事の半袖からのぞく腕は、意外と鍛えた人のものだと見える筋肉がのぞく。
息子が近くで走っていた時には、「知事、速すぎるよ。そんなんじゃ、県民はついて行けねえよ。」と、ユーモアたっぷりの言葉をかけた輩もいたとか。
私にとっては、まったく速いスピードではなかったので、「知事さん、がんばりましょう。」と言って、先に出て行った。

3km地点あたりの女池交差点に出て、ようやく少し道幅が広がった。
後ろにいた息子が、「やっと上げていける。」と言って、私を抜いて行った。

この頃、私は、異常に汗が噴出していた。
周囲にも汗をかく人がいたが、私ほどではなかった。
全身から汗が出ていて、もうびっしょりになっていた。
気温が案外高かったのだ。
おまけに、トイレに行って小用を足したい気分になって困りながら走っていた。

やがて信濃川沿いの、去年も走っていた川沿いの道に出た。
少しずつ見えていた息子の姿も、見えなくなっていった。
7.4km関門過ぎの万代シティの交差点では、ファンランとフルマラソンのコース分けをする標示が立っていたのだが、右折するのか左折するのかまぎらわしく、たくさんのファンランのランナーが迷っていた。
地元の人たちは、迷いは払拭できるだろうが、土地勘のない人は困って、戻る人もいた。
ファンランのランナーの数は、フルを走る人たちに比べて圧倒的に少ないから、目の前にランナーが少なくなるのだ。
だから、困っていたのだ。

さて、新潟市内を象徴する場所の一つ、萬代橋を渡る。
ここで、急に「50foxさん、がんばれ!」と固有名詞で呼んで応援してくれる人がいた。
9年前に一緒の職場で仕事をした女性だった。
たぶん、今年も旦那さんが走るので、声援を送っていたのだろう。

ここまで8km、とりあえず順調である。
①6分22秒②5分52秒③6分9秒④5分52秒⑤6分2秒⑥5分47秒⑦5分50秒⑧6分6秒。
(丸数字は、そこまでの1kmを走るのに要した時間)
今までの1kmずつのタイムは、予定通りおよそキロ6分で行けていると言える。

やがて、柾谷小路を折り返し、先に行く息子とタッチを交わす。
再び信濃川沿いに行くと、トイレを見かけて駆け込む人がいた。
あ、自分も行きたいなと、ここで抑えていた欲求が再び強くなった。
新潟市歴史博物館みなとぴあの曲がり角11㎞地点に仮設トイレがあった。
幸い並んでいる人はいないぞ、今がチャンス!
駆け込み、用を足すと、ホッとした。
身が軽くなった気がした。
⑨5分48秒⑩5分53秒⑪5分56秒⑫7分13秒(トイレに入ったから)⑬6分6秒。

やがて、新ガタコース1つの目玉、「新潟みなとトンネル」を迎える。
この全長1,423mのトンネルの歩道は、雪の降る荒天の冬には、多くのランナーが練習場所として走っている。
しかし、車道を開放するのは、このマラソンが初めてである。
新コースは、13㎞近くからトンネルの往復を含む、およそ6kmの折り返し。
実は、新コースで最もアップダウンが多いのは、このトンネルの区間であった。

トンネルに入ると、ムッとした空気に包まれた。
汗をたくさんかく私には、この空気はつらかった。
蒸し暑くて蒸し暑くてまた汗をたくさんかくはめになってしまった。
そして、トンネル内は、急激にダウンし、そしてまたアップする。
暗くてよくわからないが、アップダウンがボディブローのように効いてくる。
トンネル内でウオッチのGPSが正常に働くかどうかは不安だったが、折り返す手前のトンネルを出るまでは、まず順調に行けていた。
⑭5分53秒⑮6分8秒。
ところが、トンネルから続く上りで、体力を使ったようである。
結構きつくなってきた。

15.9kmの折り返しを終えた息子とハイタッチ。
他に、2人の知り合いを見つけ、同様にタッチ。
折り返し近くの給食・給水地点では、バナナや塩分補給のタブレットをいただいて、またみなとトンネルに戻っていった。
外気が心地よかったのに、トンネル内はランナーたちの熱気でさらに空気がよどんでいた。
蒸し暑いし、息苦しさも増していた。
後続のランナーには、歩いている人の姿も多く見かけた。
暑苦しいトンネルの復路は体力が奪われるばかりであった。
⑯6分53秒⑰6分17秒⑱6分15秒⑲6分21秒
汗はかいてもここまで1km6分を守って来れたのに、それができなくなった。
先への不安が頭をもたげてきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする