ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

母が最後の誕生日を迎えた13年前を思い出した

2017-10-22 22:17:19 | 生き方
昨日は、亡母の誕生日だった。
母がまだ生きていて、最後の誕生日を迎えたのは、2004年のことだった。
その頃には、癌のために余命半年の宣告を受けてから7か月を迎えようとしていた。
ただ、その75歳の誕生日を迎えた頃は、体調は結構よかった。
だから、病院ではなく、家で毎日を過ごしていた。
毎日、一人で過ごしていても、自分のことは自分でできていたし、平日働いている我々のために夕食の準備だってしてくれていたのだった。
…しかし、母は、76歳を迎えることはなかった。
もし、今年生きていれば、88歳となり米寿を迎えるところだった。
あれから、13年。早いものだ。

昨日は、サッカーでJ1の試合をDAZN観戦していたが、その2004年、母の誕生日の2日後の10月23日土曜日のことを思い出した。
その日は、NHKのTV放送でサッカーをやっており、私と母と専門学校から母(娘からすると祖母)を心配して帰省中の娘の3人で、見ていたのだった。
試合は、浦和がエメルソンの活躍で勝ったのを見終わったところだった。
大きな、長い揺れが襲ってきた。
揺れが完全におさまるまで、少し時間がかかった。
母と娘と3人で、大きな被害がないといいけど、と心配したのだった。
これが、中越地震と呼ばれる大きな地震であった。

昨日アルビレックス新潟は、ジュビロ磐田との試合だったが、あの年は地震の翌日の日曜日が磐田とのアウエー戦だった。
地震のあった新潟のことを心配したチームは、サッカーに集中できず、もちろん磐田に完敗したことを覚えている。


10月、母の誕生日、20日過ぎの土曜日、サッカーの試合TV観戦、アウエー磐田戦…とあの日を思い出すのに十分な日だった。


時は過ぎてしまうと、すべて思い出でしかなくなってしまう。
昨日は、母の誕生日。
こんなことで、あの年のことを思い出す要素が多い日だった。


コメント
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