
これは、去年の4月の埼玉・こだま千本桜の風景。
堤の桜だけでなく、川岸にたくさん咲いた菜の花がきれいだった。

昔、中学校(だったと思う)の理科で、「菜の花、菜の花」と言っていたら、先生から「違う。菜の花ではなく、これはアブラナだから、そう呼ぶように」とのご指導をいただいた。
アブラナ?
まあ、菜種油を取ることを目的にしているのが「アブラナ」なのだろうな、と思って納得したものだった。
でも、現在わが家で咲いている菜の花は、アブラナではない。
今、庭では2種類の菜の花が咲いている。
それぞれ、菜の花、何の花?(…ダジャレである…!!)
1つは、これ。

この菜の花は、なんの花かというと、トウナ。
「冬菜」の菜の花なのだ。

さすがに、冬が終わったら、花が咲き始めた。
さすが、冬の菜っぱである。
もう1つは、この菜の花。

冬菜と違って、やや細身で、花は少し小さめ。
この菜の花は、続けて言えば、ミズナノハナ。
「水菜」の菜の花なのだ。

いずれも、アブラナ科アブラナ属の花なのである。
そういえば、まだ花は咲いていないが、これもアブラナ科アブラナ属の菜の花。

何かというと、その正体は、「葉牡丹」(ハボタン)。

ハボタンの花も、菜の花なのだ。
たくさんの種類の菜の花。
葉を見ないと、何の菜の花なのか、よくわからないよね。