「こんこん こんこん」
と聞くと、何を思い浮かべるだろうか?
キツネのなく声、咳をする音、ドアをノックする音、何かをたたく音、水が湧き出る様子…。
こんなものを考えるのが一般的かな、と思う。
でも、別なものの様子を表す言葉としても使われることがある。
それは、雪の降る様子。
こんこんと降る雪は、当地でも1m近くになり、庭や雪の屋根に大量に積もっている。
こんな歌い出しの曲がある。
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
「こんこん こんこん」で始まる、これは、「雪のおどり」という曲。
以前には小学校の音楽の教科書にも載っていたことがある。
この曲は、もともとチェコ民謡で、そこに日本語の詩をつけたものらしい。
全部の歌詞を載せる。
「雪のおどり」 チェコ民謡
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
声なき リズムにのり ゆかいに おどりながら
ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
みんなみんな 手を取りあい きれいな ダンスをして
ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも
今日も除雪作業をしながら、急に昔子どもたちと歌ったこの曲を思い出した。
あの頃は、何も考えずに楽しく歌っていた。
けれども、今、この曲は楽しくない。
なぜなら、「ふれふれ 雪」「積もれよ 雪」なんて、とても思えない。
毎日毎日ものすごい量の除雪作業をしている身にもなってごらん。
とても大変なんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/75/e61d4b0c4994bc5bc52c4733e051a186.jpg)
それなのに、この曲は、降ること・積もることを願っている。
さらに、
「ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも」
…とんでもないことだ!
いつまでも降られてはたまらない。
だいたい、屋根はかなり近くなっているぞ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c4/2ef0392e02eac9a6d928e31d2934ae3b.jpg)
生活に支障は出るし、除雪に体力は奪われるし、こんなにきつい毎日はいい加減終わりにしたい。
きっとこの詩の作者は、雪国出身ではないのだろうなあ。
少なくとも、豪雪地帯の出身ではないことだけは確かだ。
今日も、雪に降られながら除雪作業を行った私は、うらめしい思いでこの歌について考えていたのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2f/77f34492803994bf4fe37b3ce3b65c90.jpg)
と聞くと、何を思い浮かべるだろうか?
キツネのなく声、咳をする音、ドアをノックする音、何かをたたく音、水が湧き出る様子…。
こんなものを考えるのが一般的かな、と思う。
でも、別なものの様子を表す言葉としても使われることがある。
それは、雪の降る様子。
こんこんと降る雪は、当地でも1m近くになり、庭や雪の屋根に大量に積もっている。
こんな歌い出しの曲がある。
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
「こんこん こんこん」で始まる、これは、「雪のおどり」という曲。
以前には小学校の音楽の教科書にも載っていたことがある。
この曲は、もともとチェコ民謡で、そこに日本語の詩をつけたものらしい。
全部の歌詞を載せる。
「雪のおどり」 チェコ民謡
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
声なき リズムにのり ゆかいに おどりながら
ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも
こんこん こんこん ふれふれ 雪
ずんずん ずんずん 積もれよ 雪
みんなみんな 手を取りあい きれいな ダンスをして
ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも
今日も除雪作業をしながら、急に昔子どもたちと歌ったこの曲を思い出した。
あの頃は、何も考えずに楽しく歌っていた。
けれども、今、この曲は楽しくない。
なぜなら、「ふれふれ 雪」「積もれよ 雪」なんて、とても思えない。
毎日毎日ものすごい量の除雪作業をしている身にもなってごらん。
とても大変なんだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/75/e61d4b0c4994bc5bc52c4733e051a186.jpg)
それなのに、この曲は、降ること・積もることを願っている。
さらに、
「ふれふれ いつまでも ふれふれ 屋根までも」
…とんでもないことだ!
いつまでも降られてはたまらない。
だいたい、屋根はかなり近くなっているぞ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c4/2ef0392e02eac9a6d928e31d2934ae3b.jpg)
生活に支障は出るし、除雪に体力は奪われるし、こんなにきつい毎日はいい加減終わりにしたい。
きっとこの詩の作者は、雪国出身ではないのだろうなあ。
少なくとも、豪雪地帯の出身ではないことだけは確かだ。
今日も、雪に降られながら除雪作業を行った私は、うらめしい思いでこの歌について考えていたのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2f/77f34492803994bf4fe37b3ce3b65c90.jpg)