ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

帰ってきたぞ、と。

2022-12-22 20:28:19 | 新潟
朝から埼玉は雨だった。
高速も、ずっと雨。
渋川伊香保ICを過ぎ、長い上り坂を行くと、低い雲の中に入ってしまった。
50km規制になっていた。
いつもこの時期なら、みなかみ町で雪が少しくらい見られるはずなのに、今回は見えなかった。

関越トンネルを抜ければ、川端康成の「雪国」のような世界が待っているのだろうと思った。
なにしろ、昨日一昨日まで中越地方では大雪による立往生があったばかりだし、去年はこの時期に関越道は立往生が発生したのだったから。
…ところが、トンネルを抜けても、近くの山肌には地肌が見えていた。
中里スキー場、岩原スキー場をはじめ、高速から見えるスキー場は、みな営業できていないほどの少雪だ。
昨日まで新潟県は大雪だったはずだが、このスキー場のメッカで雪がないなんて信じられなかった。

しかし、南魚沼地方から北魚沼地方に進んでいくと、次第に雪が多くなってきた。
県境付近よりも内陸の方が雪が多いというのは、珍しい現象に思えた。
ちなみに、下りの越後川口SAの雪は、こんな感じ。



長岡IC周辺でも、中之島見附ICの辺りでも、高速道はきれいに除雪してあった。
50km規制ではあったが、100km以上のスピードを出して抜いていく車も多かった。
小雨は降っていたが、そのくらいは普通のように感じられた。
雪の量は確かに多かったが、去年の12月の六日町周辺に比べてそこまで多いというほどではなかった。
立往生が発生したのは、やはり大雪の降り始めに対応できない車が多かったからなのだろう、と確信した。

そうはいっても、いつもなら雪が少ない新潟市の雪が、新潟市にしては多かった。
このくらい雪があれば、スキー場だってオープンできるはずだ。
新潟と越後湯沢が、まるで逆転したように感じられた。

高速を降りても、道路の車の流れはスムーズだった。
やはり、昨日帰るのを今日に延期してよかった。
ただ、明日になると前より強い寒波がやってくるのだそうだから、やっぱり今日が正解。

自宅前は、除雪車が通ったままになっていた。



幸い、路上は雨で雪がとけていた。
家の入口は、郵便配達員や新聞配達員が通ったところだけが道になっていた。



だが、車庫前は雪が積まれていて、このままでは車を入れられない。
車が入るように、急いで車庫前を除雪。
車が近所迷惑にならないようにと急いでやったので、腰が痛くなった。
だから、玄関までのところのきれいな除雪を、今日は、パス。
あとは明日以降の除雪にしよう。

ずっと午後も雨だったせいで、2階の屋根から少しずつ雪が滑り落ち、1階や地面に雪の塊が落ちる音がズシンドシンと夕方になるまでやかましかった。
夜になって、暴風雪警報が県内各地に出された。

何はともあれ、無事に家に帰ってくることができた。
明日から、また新潟の冬。
雪と戦う日々になるのだなあ。
コメント
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