青空、快晴。
わが家では、ふとんを干した。
新潟の冬らしからぬ暖かさの昨日。
こんなに爽やかな好天ならば、多少痛いところがあっても走りたくなる。
痛いことが走りたい気持ちより強くなったなら、走るのはやめなくてはいけないと思う。
だが、今は、痛くても走りたいと思う。
走るなら、たくさんの花を見たいと思う、ちょっぴり変なのが私。
この時期、新潟では、新潟市内の梅が少しほころびてきたというくらいなのに、関東の各地では河津桜や菜の花が咲いているというニュースがよく流れている。
いいなあ、菜の花、明るくて。
こっちでは、まだ菜の花なんて咲いていないぞ。
…ん!!?
いや、まてよ。あるじゃないか、菜の花。
たしか、昨秋走ったら、加治川沿いの土手道に咲く菜の花の道が、距離が伸びていたっけ。
あそこまで走って行って、菜の花を見よう!
そう思って走り出した昼下がり。
気温は13℃あるが、背中が寒い。
方向を変え、太陽が背中方向になるように道を走った。
暖かい。
おひさまを背負って、日なたぼっこの気分で走れる。
これはいい。
それが、川堤の道に出ると、横風が強い。
時々体が持って行かれるときもあったが、菜の花見たさに踏ん張った。
さくら大橋に到達。
この橋の反対側の土手に菜の花があるはず。
橋を渡り終えると、待っていた風景があった。
いっぱいではないが、それなりに咲いている。
目的地到達。
青空に、黄色い菜の花の輝き、最高だね。
ここまでおよそ6km、走ってきてよかった。
天気がいいので、遠く二王子岳やその後ろの飯豊山脈も白く光っていた。
もっと暖かくなり、本当の春が来ると、葉の緑も濃くなり、菜の花の輝きも増すはずだ。
とにかくこの時期に、菜の花がずらっと並んでいるのを見られてよかった。
いい気分で帰ろう、帰路6km。
…ところが、目的を達したのと、日ごろ鍛えていないことから、帰り道は遠く感じた。
以前はなんてことのない距離だったのだが、長い距離が加齢とともにきつくなってきているのを感じるはめになってしまった。
帰り着いて、ぐったり。
以上、菜の花花見RUN、へばりつつ12km走ってきました。