あっぱれ!!
よくぞ勝った!アルビレックス新潟レディース。
皇后杯サッカー準決勝、日テレ・東京ベレーザとのPK戦を制し、決勝進出!!
すばらしい!!!
対戦相手の日テレ・東京ベレーザは、現在中断中のリーグ戦では8勝1分け2敗で首位を走っているのだから、5勝2分け4敗のアルビレディースとしては、難敵であった。
なのに今、新潟のサッカーグラウンドは雪に覆われて、まともな練習はできない。
だから、男子チームのアルビレックス新潟は、宮崎へのキャンプに出かけている。
ところが、アルビレディースは、グラウンドが使えず、狭い人工芝の練習場でわずかにボールを回せるくらいのトレーニングしかできなかった。
そんなチームが、雪の心配のない毎日外のグラウンドでサッカーができる強い相手に勝ったのだから、痛快だ。
同じ準決勝でも、浦和対神戸はNHK-BSでライブで放送するのに、このアルビレディースー日テレの試合は、録画放送でなんと深夜0:00からの放送だそうだ。
一部の新潟サポには、この不平等感は半端ない。
まあ、私も試合と同じ時間にBSで歌番組の再放送をしているくらいなら、皇后杯サッカーをサブチャンネルでもいいから放送してくれないかな、と思ったよ。
仕方がないので、SNS等で勝敗の行方を追う。
なんと試合早々の前半6分に、日テレに決められ、0-1と追いかける展開に。
だが、ずっと見ていても、得点に動きがないまま。
選手交代を見ても、上尾野辺も川澄も退いてしまったうえ、後半から入った川村も10分余りプレーした後負傷退場してしまった。
頼りになる、経験の豊富な選手たちがいなくなり、残るはGKの平尾と若手ばかり。
SNSを見ても、日テレにかなり攻められているらしい。
ついに、試合終了の時刻を過ぎてしまった。
負けてしまったのだろうな、と思っていたら、なんと「1-1 延長戦へ」の文字が。
どうやら、試合終了直前のラストプレーで同点に追いついたらしい。
得点者は、富岡というが、DFのこの選手知らなかったぞ。
著名な選手がいなくなってから同点に追いつくというのは、信じられないが、頼もしい。
まるで去年のルヴァン杯の再現のような(?)試合終了直前の同点劇だった。
その後、得点は動かず、試合はPK戦へ。
ところが、一度は新潟のサポーターがいる側のゴールを使って行うということだったが、その後なぜかコイントスが行われ、日テレ側のゴールを使うことに変更になったという。
なんでも、新潟のゴール裏の旗振りとブーイングがよくなかったから、とか。
(SNSでの情報だから、真偽は不明。)
新潟サポにしてみれば、先制点を奪われた時にも、副審は一度旗を上げてオフサイドの判定をしていたのに覆ったのだとか。
VARもないから、その疑惑の判定に不信感があったのだそうだ。
それに加えて、日テレ側を助けるような、不可解なゴールサイドの変更。
新潟サポのフラストレーションは一気に高まったようだ。
その不満を打ち消して見せたのが、GKの平尾だった。
PK戦で、先に守る平尾は、2本のPKを見事に止めて見せた。
3人目まで日テレはすべて失敗。
対するアルビレディースは、後攻ですべてのPKを決めてみせた。
これによって、PK戦では珍しい3-0の勝利となった。
おめでとう、アルビレックス新潟レディース!!
これで、皇后杯5回目の決勝進出だ。
だが、今までの4回はいずれも神戸に敗れている。
決勝戦は、その神戸を破って勝ち上がった浦和レッズレディースとの対戦となった。
試合は、1週間後の25日(土)に、今度は広島のスタジアムで行われる。
国立競技場でないのが、残念。
また雪の新潟に帰ってからの調整になるのだろうか?
対戦相手も練習環境も楽ではないけれど、がんばってユニフォームに星をつけられるよう、がんばってほしい。
VISCA ALBIREX NIIGATA LADIES !!!
※ SNSで拾った情報ばかりなので、多少間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。
さて、本家の男子アルビレックス新潟は、今日、ツエーゲン金沢と30分×3本の練習試合をやって、0-1という結果だったとのこと。
でも、今は、何も心配していない。
無得点は気になるが、監督も選手も大幅に代わったのだから、簡単によい結果は出ないだろう。
「すり合わせ」が進むと、きっとよい結果が出始めるはず。
そう信じております。