ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

私が今年の漢字一字を選ぶなら、「昇」だなっ!

2022-12-12 21:38:02 | 生き方
今日は、今年1年の世相を表す「今年の漢字」が発表された。
選ばれたのは、「戦」の文字だった。
およそ22万3700票の応募のうち、1万804票を獲得したそうだ。
あとで調べると、第2位は、「安」の字で、1万616票。
3位は、「楽」で、7999票。
1位と2位が188票差の接戦(?)だったと知った。

1位の「戦」は、やっぱりロシアによるウクライナの侵攻の影響だろう。
まさしく戦争の状態になってしまい、世界的に不安な状態になってしまっている。
北朝鮮のミサイル発射と合わせ、核戦争の恐怖すら感じられる。
サッカー・ワールドカップの激しい戦いや、冬季五輪の平野歩夢の戦いぶりなどもあるのだろう。
さらに、物価高との戦いや野球界での記録への挑戦などからも来ていたらしい。
だけど、個人的な好みでいうと、「戦」はあまりに直接過ぎて支持する気にならないなあ。

2位「安」の字が支持されたのは、7月に奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した安倍元首相の事件の衝撃が大きかったからだろう。
まあ、ほかに、記録的な円安があって、庶民の生活に大きな影響を与えたこともあっただろうけれど。
この「安」の漢字も、安倍氏のことが強すぎて、ちょっと好みではない。

今年選ばれた20位までの漢字は、次のようなものだった。
 4位「高」、5位「争」、6位「命」、7位「悲」、8位「新」、9位「変」、10位「和」、11位「円」、12位「幸」、13位「勝」、14位「平」、15位「壺」、16位「二」、17位「金」、18位「乱」、19位「死」、20位「旅」

この中で最大の違和感は、15位の、「壺」だ。
旧統一教会絡みなのだろうけど、こんな字が選ばれることは、まず今年くらいなものだろうな。

では、自分ならどんな漢字を選んだのだろうか?
うーん、自分なら…

だなっ。

○なんといっても、アルビレックス新潟のJ1「」格
松橋監督の下、すばらしいチームとなり、J2優勝までプラスして昇格に花を添えたのは、最高だった。

○冬季五輪での平野歩夢兄弟の天まで「」るような高くてすばらしい演技
最後の3回目で逆転優勝した歩夢は見事。弟の海祝もすばらしく高かったし、富田姉妹も活躍した。

○サッカーW杯で、日本代表がベスト8に「」りつめるまであと一歩
クロアチアに敗れてしまったが、予選リーグでは歴代優勝国のドイツとスペインを破るという、大健闘だった。

○ロシアのウクライナ侵攻に怒り「」天の思い
大国のエゴから始まった力ずくの侵攻、長引くと共に人道的に許されない行いに怒りを覚える。

○日本海側の県として脅威を感じざるを得ない北朝鮮ミサイル、何度も発射、空に「」った
向こうの国民は貧困にあえぐと聞くが、ミサイル開発費を回せば、どれだけ民が救えることだろう。

続いて、私の思い出となった「」。

○マラソン大会復活開催で、感染症で圧迫されていた気分が「」華
4月の燕さくらマラソン、9月のたいない高原マラソン、10月の新潟シティマラソン、11月のごせん紅葉マラソンと4大会に参加し、走ったことで抑圧されていた気分が開放された気分。

○豪雨で水位上「」、3度も車庫に浸水
6月下旬、8月初旬と合計3度も短時間の集中豪雨で近くの川があふれ、わが家の車庫に浸水し、怖い思いをしたが、後始末に困った。

…とまあ、こんな理由を並べて、私の選ぶ漢字一字は、「」。

来年は、「『』平の世」【しょうへいのよ】となりますように、と祈ります。
(「世の中が平和でよく治まっていること」の意味です。)

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