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60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

バスケットボールBリーグ 千葉ジェッツ、悲願の初優勝!

2021-06-01 22:43:30 | スポーツ
いやあ、最後まで手に汗握る好試合だった。
2020-2021 Bリーグ B1 チャンピオンシップ。
宇都宮ブレックス対千葉ジェッツの第3戦。
1勝1敗で迎えた第3戦。
勝った方が優勝となる、文字通りチャンピオンシップをかけた一戦。

リーグでは首位だった宇都宮と2位だった千葉。
宇都宮は、Bリーグとなった第1回で優勝したチームでもある。
千葉は、第2回・第3回と優勝したアルバルク東京に敗れていた。
だから、是が非でも優勝したいと臨んだ前回は、COVID-19感染症の拡大でシーズン途中でリーグ戦打ち切りとなってしまっていた。
だから、千葉にとって、優勝は4年越しの悲願だった。
しかし、宇都宮も、リーグ戦では千葉の上を行く勝率で首位だった意地があり、負けるわけにはいかない。
だから、「負けられない宇都宮」と「どうしても勝ちたい千葉」の対戦であった。

どちらも一歩も引かない熱戦であった。
試合開始当初、宇都宮が2本続けてシュートを決め、滑り出し良好だったが、千葉も主将富樫の3ポイントシュートなどで、やがて同点に追いついた。
第2クオーターを終わって、35対35。
第3クオーターを終わって、50対50。
どちらも譲らない。
最後までどちらが勝つかわからない。

そうして迎えた第4クオーター。
ちょうど半分の5分を経過したところで、まだ宇都宮56対千葉55の接戦。
オフィシャルタイムアウトの直後、千葉のエドワーズがフリースローを2本決めて逆転。
そのあと、富樫が持ち込んでシュートを決めて3点差。
互いに譲らず試合は続いた。
残り2分を切ってから、千葉が再度3点差をつけると、残り38秒となった時間に次のシュートを決めたのは千葉だった。
なんとか追いすがろうとファウルゲームに持ち込む宇都宮だったが、フリースローを外さない千葉のショーター。
ことごとく決めて、71対62で千葉が、逃げ切った。

千葉ジェッツ、待望の初優勝。
優勝インタビューで、主将の富樫選手が自ら語っていたが、みんなが一つにまとまってつかんだ勝利だった。

バスケットボールは、非常にたくさん得点が入るスポーツだ。
コートには5人しか出られず、攻守ともにとてもスピーディだ。
個々の技術を合わせて、チームで攻め、チームで守ることが要求される。
1人のスーパースターだけでは、簡単には勝てない。
そんなことを感じさせてくれる試合でもあった。

現に、富樫選手のことばかりが注目されていたが、今日の試合では開始5分でファウルを早々に2つも重ねたから、彼はベンチに下がらざるを得なかった。
しかし、代わりに出場した西村選手などがよく動いて、序盤リードする状況を作った。
宇都宮もそうだ。
遠藤や鵤など、脇役のような選手たちが活躍していたのは、見事だった。
やはりこうして、チームスポーツは、様々な個性が混ざり合いながら、互いにその個性を引き立てあいながらプレーできるチームが強いのだということを改めて認識した。

わが家では、富樫選手が新潟県(新発田市)出身だということや、子どもたちが中学校で彼の父である富樫先生(現開志国際高男子バスケットボール部監督)に体育を受け持たれていたので、千葉を応援していた。
私自身、3月に、彼の著した本も読んでいたからね。




千葉ジェッツ、富樫選手、優勝おめでとう!

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