ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

卓球の石川佳純選手、現役引退

2023-05-01 21:23:58 | ひと

今日は、2つの引退報道があった。

1つは、アイスダンスの村元哉中・高橋大輔。

この種目で五輪には出られなかったが、今春の世界選手権での日本最高順位達成など、年齢が上がってから、よくチャレンジしたと思う。

本当に、よくがんばったと思う。

 

そして、もう1つは、卓球の石川佳純選手。

14歳で代表入りしてから、よくここまで日本の第一線で活躍して来たものだと思う。

特に、世界選手権やオリンピックの団体戦では、日本チームに欠かせない存在だった。

 

特に、ロンドン五輪で、平野早矢香や福原愛と初の銀メダルを獲得したのは思い出に残る。

その後も、2016年のリオデジャネイロでも、福原愛、伊藤美誠と銅メダル。

2021年の東京五輪では、チームの中心として、伊藤美誠、平野美宇を引っ張り、再びの五輪銀メダルに輝いた。

 

世界選手権では、2017年のデュッセルドルフ大会で、吉村真晴と組んで日本勢48年ぶりの金メダルを獲得したことは、すばらしい快挙だった。

 

全日本卓球選手権では、なんと5回も優勝を遂げている。

2010年度の大会で、17歳で初優勝してから、2013~15年度の3連覇もあった。

さらに、若手の台頭でもう石川佳純は勝てないと思われていたのに、2021年の大会で決勝では伊藤美誠を破って、女王の座に返り咲いた。

その根性たるやすごいと、当時はもらい泣きした。

 

根性がすごいといえば、東京五輪の個人戦の出場権を巡る戦いもし烈な中、平野美宇に負けずに、その参加資格を勝ち取ったのは、執念を感じた。

当時は感染症禍で大会出場も大変だったのに、世界を回り、ポイントをかせいでいった姿は忘れられない。

今年も国際大会に出て戦っていたから、まだまだがんばるものだと思っていた。

 

それにしても、ここまで第一線を維持するのは大変だったと思う。

進化する世界の卓球についていくために、自身のプレースタイルを前陣で戦えるように意識して変えた時期もあった。

それができたのは、猛練習の賜物だったはずだ。

もっとも、福原愛の次に天才卓球少女と呼ばれた彼女だった。

でも、天才と言われるのは、それだけの猛練習をして力を培っていたからだ。

それがなければ、普通の卓球選手だったはず。

 

いずれにしても、今まで本当によくがんばって、日本卓球界を支えてくれた。

その功績と努力を称えたい。

笑顔も魅力の石川佳純選手、長い間お疲れさまでした。

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