”一夜虚しく 都焼け” こう言って覚えた、「1467年 応仁の乱」
京都には「西陣」 と呼ばれる地域がありますが、ここが、応仁の乱の時、
「山名宗全」 が西の陣を置いたところであり、「西陣絹織物」 の産地である事は
周知のことですが…、
先日行きました、京都考古博物館の前身は「西陣織会館」 です。
現在、「西陣織会館は」 ここから少し東南の方向にあります。
また、他に西陣には「花街 上七軒」 や 「晴明神社」 もあります。
「晴明神社」は、かの「安倍晴明」と「倉稲魂命・うがのみたまのみこと」
が祭神です。倉稲魂命は所謂、「お稲荷さん」です。
「晴明神社」 の鳥居をくぐりますと…、
「晴明井」 がありました。この井戸は、晴明の念持力で湧き出たといい、
飲むと悪病難病が治ると伝わっています。
小説やTVや映画で、「陰陽師 安倍晴明」 はとても有名になりました。
平安時代、「陰陽師」 と呼ばれる人達の役割はとても重要で、
古代中国から伝わる呪術を用いる専門家で官僚の地位にありました。
公務員だったのですね。
中でも、安倍晴明は屈指の超能力者であり、星を見て、予知をしたり、
呪術を用いて不思議を行い政治に深く関わったのです。
「天文学者」でもあったのですね。
境内には、逸話を紹介する絵と文が描かれた額が何枚も掛けられていて、
皆さん、熱心に読んでおられたので、私も一生懸命読みました (^_^;)
現在は、方除け、火災除け、病気平癒の神様として信仰されています。
私の妹が、この近くに住んでいるのですが、TVなどで、「陰陽師」として
有名になる前の神社は、「晴明さん」と呼び御近所に住む人達の
鎮守の神様的存在で、静かな所だったようです。
今は、若い方がたくさん訪れ、手を合わせ…、
(晴明桔梗紋) 五芒星
星に願いを…、