kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

一条戻り橋の奇怪な伝説

2010-05-21 11:54:10 | 散策

       

「一条戻り橋」 という橋が、京都の町中の堀川に架かっています。

「堀川」は「二条城」の東側を南北に流れる川で、また、

近くには「晴明神社」 があります。

    

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6m程の何の変哲もない小さな橋ですが、実は奇怪な伝説を秘めています。

    

☆ 「撰集抄」 より

平安時代の中頃、文章博士「三善清行」 が亡くなった時、その子「源蔵」 が

熊野から急ぎ帰ってみると父の葬列はこの橋の上にありました。

その時、「源蔵」 の声を聞いて父は生き返ったということです。

    

以来、「戻り橋」 と名付けられ、お嫁入りの時は離婚しないようにと

ここを通らないようにします。

逆に、戦争中、出征をする兵士は、無事を祈り敢えてここを通って行ったのです。

     

☆ 「平家物語」 より

源頼光の「四天王」の一人である、「渡辺綱」 が馬に乗って橋を通りがかった時

美しい女性に送ってほしいと頼まれ、馬に乗せると突然、鬼に化けて、

「渡辺綱」は殺されそうになりました。

そこで、鬼の腕を刀で切り落とし退散させました。

この腕を持って、「安倍晴明」 に相談したところ、鬼を呼び完全に封じ込めたとか。

     

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晴明神社の境内にある「一條戻り橋」 これは、大正11年から平成7年まで、

堀川に架かっていたものです。左に居ますのは、「安倍晴明」 が操ったと言われる、

「式神」 の石像です。

      

☆ 「源平盛衰記」 より

「安倍晴明」 は戻り橋のたもとで易占いをしていたとか、

晴明は「十二神将」 を操って呪術を駆使するのですが妻が「式神」の顔を

恐れるので、戻り橋の下に「十二神将」 を封じ込めておいたといいます。

そして、必要な時に呼び起こし、吉凶を占うと「式神」 が人の口に移り

善悪を示したと書かれています。

    

戻り橋の架かる「一条通」は、 平安京では最北の道。

ここで、京の都の「内」 と 「外」 に分かれます。

「内」と「外」は 「この世」 と 「あの世」 にも通じ、そんなことから、

この一条通界隈には、奇々怪々な伝説がたくさんある様です。ゲゲゲ…(*_*;

    

    

コメント

あの日の痛み…

2010-05-21 09:19:10 | つぶやき

今日は、気温がどんどん上がるそうですね。

   

おはようございます m(__)m

先日来、どうやら寒さともサヨナラの様なので、衣替えをしないと!

と、張り切っておりました。

が、またもや悪い癖が出まして…、

衣替えをしているうちに、押し入れの中を全部引っかきまわしたくなり、

引っかきまわしているうちに、そこら中を模様替えしたくなり、

その果てに、家の中は、「引越しか?」 と勘違いするほどそこら中に物が散乱し、

3日程前も、暗い廊下に物入れの中の物を放り出し、引っかきまわしていました。

ちょっと、物を向うの方へやろうと、その散乱物体をヒョイっとまたいだのですが、

…、

「またいだ」 つもりだった、だけだった…(T_T)

両手に物をもったまま、「ドタッ!!」 

そこには、黒いカバンがありまして、所謂、「闇夜のカラス」 ですね。

それを踏んでしまった。 「シマッタッ!」 と思った時はもう遅い。

その辺に散らばってる物体で、背中をガンッと打ってしまいました。

    

そんなこんなの数日も、少し落ち着いてきました。

やってしまえば…、前とさほど変わってないな (ーー;)   

しこたま打った背中に少しの痛みとあざと、足腰の筋肉痛が残った事以外は… (^_^;)

      

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