ドラマは進んで、すでに四回
こうして見てきて気付いたのが、副題
一回 船出
二回 決断
三回 策略
四回 挑戦
そして次回は 窮地
これは脚本家「三谷幸喜」さんの仕立てと思われます
三谷さん、もしかして几帳面?
私もそろえたい気持ちが湧くときがありますが
逆にバランスを崩したいと考える時もあります
たとえば洋服を組み合わせ着る時など。
あ、私の事はどうでもいいんでした
この副タイトルは、簡潔で分かり易く好きです
ふたつの漢字からその回のドラマの主軸が
ストレートに来ます
分かり易いと言えば、ナレーション
NHKのアナウンサー有働由美子さん
素敵な声です
ぐっと抑えたような、それでいて明るい
とにかく明瞭なナレーションが分かり易い
少し耳の遠くなった年寄りにも聞き取りやすくありがたい♪
その時代背景の説明は、こんな言葉から始まりました
” 天正十年 二月。
甲斐の名門、
武田家は最大の危機を迎えている。
信玄の死から九年。
遂に織田信長の侵攻を許した。
その先鋒が迫る山中を、
武田に仕える一人の若者が進んでいた。 ”
武田信玄亡き後の甲斐の国主、
武田勝頼は、真田昌幸の岩櫃城へという言葉に迷いながらも
岩殿城へ向かったが、小山田信茂に行く手をはばまれた
もはや勝頼一行に戻るところも進むところもなかった
甲斐の名門、武田氏の命運が尽きようとしていた
やがて戦国大名たちがしのぎを削る動乱の世へと動いて行った
” 戦国という大海原に、
一隻の小舟が漕ぎだした。
舟の名前は 「真田丸」
波乱万丈の船出である ”
有働アナウンサーの小気味よい声が
自ずと期待感を沸かせます。