kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

真田丸船賃六文波枕  五

2016-02-20 18:42:10 | 真田丸

 

「真田丸」で忍者(間者)が度々出てくるようになりました

 

猿飛佐助

服部半蔵

出浦昌相(いでうらまさすけ)

 

 

猿飛佐助は、私が子供の頃、漫画を通じて知った人物です

 

 

 

猿飛佐助 (真田丸では藤井隆が演じる) は

真田家の間者として仕えた家臣です

真田十勇士の第一人者です

 

佐助は甲賀流の忍術を仙人、戸澤白雲斎から山中で学んでいる時に

真田氏に見いだされ間者として重用されました

  

 

でも、実在人物ではない

 

講談に出てくる架空の人物で、

大正3年(1914) 立川文庫が子供向けに出した本の中に

登場したのが始まりです

 

 

文庫本は比較的安く、賃金の少ない丁稚小僧さんにたちまち広がり

ベストセラーとなりました

その後も、榎本健一の演ずる喜劇として、また

織田作之助の小説にもなりました

 

 

 

鎌倉、安土桃山、江戸時代

 

全国の大名は必ず忍者を召し抱えていました

戦国時代、武家では野武士や野盗であった者を

忍者、間者として取り立てていました

 

忍者

 

密かに行動し情報を収集し、仕える主人に報告する

 

ということが役目でした

秘密諜報員ということ?

 

時代劇で、飴売りとか、何とか売りとか、

くノ一はお代官様の屋敷に女中となって入り込んだりして

身分は隠しても姿は隠さず忍び活動をする場面もよく見かけます

 

足が速い、武術に長けている、動物や植物の知識も高く、

化学的なこと、技術的なことも心得て、戦術に応用したり、

サバイバルにも役立てた、スーパーマンか、007か

とにかく身体能力が高いですよね

ライザックもへっちゃらでしょうね(^_^;)

 

天下人もこの人達の活躍なしには存在しなかったかもしれません。

 

 

忍者は時代、地方、仕える人により呼び名が様々でした

 

さかのぼること

奈良時代   伺見(うかがみ)

 

平安時代   隠忍(いんにん)

鞍馬山の天狗さんがお師匠さんだった、源義経

ご本人も隠忍だったらしい

それで、鬼の弁慶謝った~♪ のね~

 

鎌倉時代、楠正成に仕えた 奪口(だっこう)

口を奪う…情報を制する

 ではありませぬ

 

戦国時代東北  早道之者(はやみちのもの)

足が速かった

 

同じく、伊達家  黒はばき

黒い脚絆(きゃはん)をつけていたので

伊達さんのわりにはヒネリが足りませんね~

 

同じく関東

 

武田家  三ツ者(みつもの)

これはどういう意味なのか分かりません…

 

後北条  風魔

 

  草(くさ)

土地に根付き子、孫と続いて定住したから

 

 

同じく、中部

 

織田信長  饗談(きょうだん)

宴会などして、忍者を集めたスカウトみたいな

以外にも暴力的でないような

 

 

近畿  伊賀地方、甲賀地方は忍者のメッカ

伊賀忍、甲賀忍

そのものズバリですね

 

また、

 

加賀、前田家  ねずみ

百万石ですからね、

俵はゴロゴロ お米はざっくりこ ♪

ちゅうちゅうねずみさんも沢山いたことでしょうね

 

 

肥後の加藤清正  関やぶり

さすが、猛者です

 

薩摩の島津家  やまくぐり

 

ほんとに様々ですね

 

 

江戸時代になると

幕府の公設機関としての職業忍者が誕生します

「公儀隠密(こうぎおんみつ)」 全国を見回ったとされています

八代将軍・吉宗の頃に創設されたのが「御庭番(おにわばん)」です

将軍の直命を受けて隠密活動に従事した者たちです

しっかりと地位を確保していたのですね

 

関東には「〇〇破」 というのがいくつもあります

 

素破(すっぱ)  居合抜きの達人

 今の「すっぱ抜く」の語源です

 

透破(すっぱ)  変装の名人

水破(すっぱ)  水に強い忍者

 

乱破(らっぱ)  暴れん坊の忍者

 

突破(とっぱ)  見張りの目をかい潜って屋敷などへ侵入する

敵陣突破~って言いますね

 

出抜(だしぬき)  他人を欺くのが上手

今の「出し抜く」という言葉に変身したのですね

 

 

 

佐助は甲賀流の忍術を仙人、戸澤白雲斎から山中で学んでいる時に

真田氏に重用され、間者として

関ヶ原の合戦、大阪冬の陣、夏の陣とを徳川方と戦い

夏の陣で茶臼山にて死す

とされています

 

 

小学館の学習雑誌に載っていた「さるとび佐助」が大好きで

毎月楽しみにしていました

でも、漫画作家が誰だったか、覚えてないんですよね…

 

残念なり~ニンニン

 

 

 

 

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