kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

佐野藤右衛門さん

2016-05-05 00:53:19 | 京都

 

今年も 「植藤造園」16代目、桜守りの佐野藤右衛門さんはお元気そうです

 

と言ってもテレビ番組でお見かけしただけですが

 

 

今までにも何度か聞いた言葉を今回も聞くことが出来ました

 

それは、

 

『 桜は花の時だけでなく、一年を通してみてほしい。

どれか自分の好きな桜を決めて、よく通る道で見る桜でもかまわんから

葉の時、葉も散る時など見てほしい 』

 

ということです

 

この番組に、小さなお皿を持って来られました

それは素朴な感じですが、そこに焼き付けられた色は

桜の枝を燃やして出来た灰を使って作ったそうです

やわ~い、素朴な桜色でした

灰を利用して焼くとあんな色になるなんて、驚きでした

(灰をつけるのか、灰汁をつけるのか聞き漏らしました)

藤右衛門さんは桜を最後の最後まで無駄なく使いたかったので

とおっしゃってました

 

思えば、桜は、花の塩漬け、葉は桜餅を包む葉に、

また木は茶筒など木工品、桜チップ、布の染色にと

様々に使われていました

最後の灰も生きた使い道があったのですね

 

藤右衛門さんの庭が広沢の池の近くにあります

数年行ってませんが、桜の様々な種類が揃っています

 

まだ若い桜や、見事な花を付けてる大木までいっぱい!

 

桜の季節には、庭には篝火が焚かれ、お邸の横の通路に

緋毛氈の敷かれた床几が置かれ、一服することが出来ます

お邸も風情のある古民家風です

 

桜は木の傍まで行って見て、触れて鑑賞することが出来ます

 

あ、もうひとつ興味深いことを聞きました

桜は咲いているうちは虫がつかないが、咲き終わると

毛虫がつき始める…

 

そろそろ桜の木の下は注意しないと。

 

今年は一年を通して観察する「オンリーワン」を見つけようかな

 

 

 

2010年に行った時の記事3本にリンクします ↓ よろしければ

 

http://blog.goo.ne.jp/7u6n4c1h4a9n7/e/578654b850bb51d017241057320a3a12

 

http://blog.goo.ne.jp/7u6n4c1h4a9n7/e/d6539bd790198bf33bde9ffa67c29220

 

http://blog.goo.ne.jp/7u6n4c1h4a9n7/e/ec252917d277bb3e4e2b8bf825b68704

 

 

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