第十八回 あるいは裏切りという名の鶴
腑に落ちなかったところに迫ってくれて、
私はすとんと、着地出来ました。
きっと、
あるいは献身という名の鶴
直虎も鶴の瞳の奥の本当を見てとったのか、
『…無用の情けじゃ。
われをうまく使え。われもそなたをうまく使う…』
その時、「幼なじみのふたり」は
一族の上に立つ当首とその信頼し合える家臣になれたのでは
ないかと思います。
以前、なつさんが南渓和尚に、
『兄上様(政次)はお優しい方で、井伊を守るために自分の危険を顧みず、
盾となり矢面に立って下さって…』
の様なことを言った時、南渓和尚は、
『わしは政次でないからわからぬ。
もし政次に尋ねてもそうだ、とは言わぬだろう。
言えば、もう盾にはなれぬからな。』
みたいな会話がありましたね。
この微妙なところも、解決した気がします。
でも~これで何もかもうまく行くはずがない!
ですやろ?
まだ、年末まで何回放送があります?
あの手この手で、脚本家はトラブルを呼び、
私達をハラハラさせながら盛り上げて行くのでしょうし、
新たな登場人物も送り込むでしょうし、
あ… 「赤毛のアン」
と違って、
「綿毛の案」 はどうなるのでしょう?
たくさん採れそう~♪
「綿」、この頃の使い道と言うと、戦関係が多かったらしく、
火縄銃の縄、鎧など武具、
着物はまだ麻が多く、絹はやんごとなきお方のみ、
お蒲団と言えば、藁で編んだもの、ござ?むしろ?
瀬戸の方久さん、ウ~~カンカン、カ~ン!
お金の匂いがしてますか?
井伊谷をよろしくお願いしますね。
ではまた、