第十九回 罪と罰
始めから45分間、とにかく痛快でした
目付や家臣相手に、直虎は井伊家を守るため
激しく言い争いながら、名案?迷案?を打ちたてて行きました。
今回のNHK側の思惑は
「罪と罰」を挙げながら、直虎を取り巻く人々の個性を前面に打ち出した
と感じました
井伊家の殿、直虎様はとにかく個性豊かな家臣に囲まれ、大切にされています。
ま、たまに女子だと馬鹿にされる時もありまするが…
そこは、正直まだ世間知らずなところもおありですから
家臣皆、各々の持ち味を生かし、直虎様を支え、
井伊家は盤石なものになって行くと思いますよ
虎松の後見人と言えど、やはり「城主」である直虎
家臣は、少数ですが精鋭ぞろいではないでしょうか?
中野直之
始めは、直虎を否定してましたね。
徳政令の時、村人の直虎を守ろうと言う気概に心が動き、許すように。
「ゆきのじ」 は直虎が付けたニックネーム
ニックネームを付けるのって、人と人の距離を縮めるのかな?
中野家は井伊家の分家、直之は井伊の血筋を引く者
内乱で戦死した父のあとを継ぎ、今、井伊の表舞台にいる
武芸の達人で、直虎のボディガード役、刀捌きがカッコイイデス♪
怒りっぽく、ごちゃごちゃと直虎に文句を言うのが、直虎にとっては…?
奥山六左衛門
六左衛門、しの、なつは兄弟
女系家族なのでしょうか、とても優しいお侍さん
いつも中野直之と直虎の板挟みで、優柔不断なところもあるが、
直虎を心から支えてくれる
武芸が苦手、勇気がね、あまりね…困り顔の多いこと
でも今は、直虎のためと武芸の鍛錬にも励むようになった
小野但馬守政次
おとわ(直虎)と幼ななじみ
鶴(政次)の父の裏切りで、亀(直親)の父は討たれ、亀も井伊谷にいられなくなり
10年間身を隠していた。
そんな父だからか負い目を背負って生きてきている、ような…
父の様にはなりたくないと思っているような…
でも、容赦なく筆頭家老として今川とも上手くやらねばならず
なにより、やっぱり幼い頃からおとわが大好き、これは間違いないですよね
目付の役目は表の顔、裏は井伊を、直虎を、とにかく守りたい
裏がほんとは表なんですよ~
折に触れ、直虎に後見人を降りよ、というのも、直虎に危険なことから離れて、
笑顔で過ごしてほしいんですよね。
そう、不思議な旅の男の「罪と罰」を巡って、直虎と政次の激論はすごかった
政次に矢継ぎ早に怒りをぶつける直虎の言葉の間合いを待って、
政次 『言いたいことは言うたか』
直虎 『言うた』
政次、睨むように、 『では、俺も言わせてもらうが…』
迫力。
あとはまた、家来政次に戻ったが、
しばらくは、幼なじみのように、と言うより恋人のように見えました
井伊家の菩提寺、龍潭寺の僧侶たちも 大切な見守り隊ですね。
父のように頼れて威厳があって、井伊家の将来を見通してくれてる南渓和尚
この方も井伊家の血筋の方です
傑山さんは兄のようで、力持ちで武芸に秀で、用心棒みたい
この方、「風林火山」みたいな方
昊天(コウテン)さんは姉のようにやさしく
時には厳しく学問を教えてくれる家庭教師のような昊天(コウテン)さん
動物に例えるなら…駱駝?
瀬戸方久
こんな型破りの味方?もありました。
豪商への道のきっかけになった直虎
その恩を感じてか、お金の匂いを嗅ぎつけてか、コ~~ン
直虎の助けになってますよね?
このように女城主直虎様は、個性豊かな面々を率いて井伊家を虎松に繫ぐべく、
( 政次の敬愛するらし、「孫・ソン」とかいう御仁について学習中??)
精進されています。
ではまた、井伊谷にその様子、覗きに行きましょうね
あ、もひとつ、事件です
龍潭寺に、直親の娘と名乗る可愛い女の子がやって来てました。
昊天さん、傑山さん、お坊様たち、興味津々のお顔(^_^;)
修行が足りませぬぞ~南無~~~