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思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

直虎が竜宮小僧になる時三十三

2017-08-30 17:48:55 | おんな城主直虎

 

 

 (8月29日 21時前の月) 

 

夕方からそうだったのですが、遠くの景色がぼんやりしていて、 

とっぷり暮れれば闇の中に、ぼんやりした月が見えました

 

 

 

” 宵闇せまれば 悩みは涯なし 

 

  みだるる心に うつるは誰が影… ”

 

(君恋し・歌、フランク永井)

 

 

その後の直虎を見ていて、こんな歌を思い出しました

 

 第34回 隠し港の龍雲丸 

 

 

無いものが見える

 

思いつめれば思いつめるほど、

 

見えるはずのないものの気配を感じる

 

これ、分かります

 

そして夢に出て来て、現実かどうか区別がつかない

 

これも分かります

 

直虎自ら、政次に止めを刺すなんて

 

とにかく、想像もつかない事が起きて、ただ、泣けるばかりでした

 

 

 

白黒をつけむと君をひとり待つ天つたふ日そ楽しからすや  政次

 

 

龍潭寺の昊天さんは

『良い歌ではないですか。あの世でゆるりと待っておるゆえ、案ずるなと』

 

また、傑山さんは

『鶴らしい』

 

この歌どう解釈すればいいのかと思っていましたが、これで分かりました

 

政次さん、直虎も碁盤を用意していつもの部屋で待ってるのですよ

 

当然のことながら、ものすごく苦しんでる様子です

 

直虎はまだ知らないけど、気賀のお城も危なくなってきたのです

 

この上、もし龍雲丸まで失うことになれば…

 

 

 

” …君恋し おもいはみだれて

 

    苦しき幾夜を 誰がため忍ばん ”

 

 

 

薄い影でもいいので、直虎の前に現れてあげて下さい、政次さん


 

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