織田信長が「天下布武」の夢を描いた安土城跡のある滋賀県安土町。
来年3月の合併で消える事になりました。
合併後の自治体名は、豊臣家にゆかりの深い「近江八幡市」と変わります。
信長が築いた安土城は初めて天守閣を設けたお城で、その後の城のお手本となりました。
信長ゆかりの地「安土」は、16世紀末、日本を訪れたポルトガル宣教師のルイス・フロイスが著した「イエズス会年報」の中でも 「ANZUCHI」 と紹介し、中世ヨーロッパにも伝えられた土地なのです。
一方、「近江八幡市」は秀吉のおい、秀次が築いた城下町です。
合併に伴う名前を巡り、戦乱?7年。
最終的に、安土町側が妥協して、近江八幡市となり、安土の名は消える事となりました。
……
今、安土町は、北西の安土山に安土城跡があり、そこから見下ろす所に、「安土城考古博物館」「安土城天守信長の館」「セミナリヨ跡」 があります。(セミナリヨは、日本初のキリシタン神学校)
信長の町「安土」 この名が消えゆくなんて、それでいいのでしょうか?
「最澄と空海」といえば、ライバルのようなものですが…、その二宗派の出来事です。
天台宗の半田孝淳座主が15日、高野山で営まれた「弘法大師降誕祭」の法会に参会されました。
天台座主の高野山への公式訪問は平安時代以降1200年ぶりとの事です。
これは、宗教協力の催しなどを通じて、天台宗の座主と真言宗の松長有慶座主が交流を深めたのがきっかけで実現しました。
約500人の参列者の中、大講堂の一段高い内陣にそろって着かれ、法会を営まれました。
その後、天台宗の一行は奥の院の弘法大師御廟に参拝されました。
今後は交流もどんどん深まっていくのは間違いないと思われます。
……
「く・こ・こ・こ・し」 ?????
何のことか、分かる方はおられないと思います。
実はこれは、私が学生の頃、試験勉強時、編み出した記憶法の暗号、苦肉の策です。
く : 空海
こ : 弘法大師
こ : 高野山
こ : 金剛峯寺
し : 真言宗
という訳です。(^_^;) 変でしょ、(^_^;)
でもこれで、空海と最澄に関するキーワードが、頭の中でゴチャゴチャになっても、整頓する事が出来るようになったのです。「く・こ・こ・こ・し」以外は、最澄の方へ片付けて、
最澄
伝教大師
比叡山
延暦寺
天台宗
と、わかるのです。
ま、こんな風に勉強していたことも過去には一応あったなんて…(^_^;)