四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

間違った食習慣はキケンだ

2010-09-21 12:17:49 | 生かされて今日
 地球環境問題の上に生活習慣病をまねく食習慣を改善しようと新宗連神奈川県協議会では勉強会を始めました。先ずどこに問題があるのかを調べてみて、私自身の食に関する無知、意識の低さに驚いて反省しています。「男子厨房に入らず」という誤った躾のせいもあり、私は妻の食事家事におんぶに抱っこで来ました。生活が自立していない情けない状態です。食について知識をもつ割合は女性で5割、男性では3割だそうです。
 昔のように父の稼ぎで家族を養うことが出来ませんし、女性の社会参加意欲の高まりから、共稼ぎでは食事を外注する暮しが普通になっている様です。
「時間が無い、めんどくさい」から家で食事を作らないで外食や買って済ます「チンの食事」や欠食児童、ばらばらに食事する「孤食」、アレルギーの多い子供、ジャンクフードに慣らされた味覚、あぶない食品添加物、果てはまな板と包丁のない台所など。
 夫婦の家庭外での達成感や収入確保のために食事が不健全となり、生活習慣病のリスク、家庭団欒による子供の健康と健全な精神に暗雲が垂れ込めているようです。
「食習慣が幸せの基本」という重大なことに気付いて頂きたいと思います。手間がかかっても「袋の味から、お袋の味」へ夫婦で協調して取り組んでもらいたいです。
大量消費、大量廃棄(食い放題、食べ残し、調理ロス)も異常ですし、食料自給率の低さも心配です。曲がったキュウリや見栄えの悪い食材を買わない非常識も結局、食に関する無知がその元凶ですね。
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