痛ましい千人を越す学童の死

　文部科学省の発表によると、今回の東北大震災により学童１０００人以上が亡くなった模様です。将来ある子供たちがあの凶暴な大津波に呑み込まれたなんて残念でならない。２１世紀の日本の柱だった若々しい命を思いますと、なんと酷いことでしょうか。親御さんや生き残った兄弟やおじいさんおばあさん、学校の先生や残された友だちの悲痛さを思い涙、涙しかありません。しかも、三月はサクラが咲いて進学、進級の希望に満ちた時期、真っ白い画布のまま夢を断ち切られた無念さに胸が痛みます。
この残酷な現実を、まるで大きな山を口から呑み込むように受け入れて行かねばなりません。私たちの先輩が、両親が昭和２０年８月１５日の終戦を受け止めた如くに。
２１世紀の日本に神仏のご加護あらんことを祈願し、今朝は街頭募金に行きます。微力ですが、みんなで助けあってこの愛する日本を再建いたしましょう。合掌