8月6日は広島原爆忌、9日は長崎原爆忌でした。原子爆弾が市民生活の上空で世界で初めて炸裂したいまわしい日でした。この炎天下に幼子から老人に至るまで水を求めて焼焦げた町をさまよい殺されました。67年も経過したのに今だに放射能で苦しまれて亡くなっています。峠 三吉「原爆詩集」にある叫び声を聴きましょう。心を澄まして声なき悲鳴を聴きましょう。
『ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ
にんげんの にんげんの
よのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ』