四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

よこはま俳句大会

2014-10-14 04:46:32 | 生かされて今日

 大型台風が近づく中、第59回横浜俳句大会が横浜駅西口にあるかながわ県民センター大ホールで開催されました。足元の悪い中を104名の俳句愛好家が集まり半日ハイクを楽しみました。

来年はナント第60回を迎える歴史ある俳句大会です。子供たちの俳句も募集しており優秀作品が表彰されました。皆さまも是非とも伝統文芸のハイクに入門されませんか。

一般の部で表彰された作品は以下のとおりです。みなステキな作品で、感心するばかりです。

 

神奈川県知事賞      いくたびも髪梳きなほし雛流す  多田学友

横浜市長賞         柩ゆく兄が育てし青田中     岩渕 直

神奈川県議会議長賞   除夜の鐘みんな素直になる途中  川島由美子

横浜市議会議長賞    水に棲み水底知らぬ水馬     金澤正将

横浜市教育委員会賞   挿し木して科学をすこし疑ひぬ  衣川次郎

横浜俳話会会長賞    淋しさの分だけ歩む蝸牛     菅沼葉二

朝日新聞社賞       帽の庇まわして測量士     寺沢徳子

神奈川新聞社賞     旋盤の鉄屑吐ける暑さかな    大関 洋

産経新聞社賞      ひとりごとふやして祖母の終戦日 北村純一

毎日新聞社賞      悪役に見えぬ悪役村芝居     橋俊彦

読売新聞社賞      表札は夫の名のまま小鳥来る   橋富貴子

神奈川県現代俳句協会賞  日本に足ふんばって水馬     金子弓湖

日本伝統俳句協会協会賞  水中花の水がきうくつでならぬ  中根明美

横浜文芸懇話会賞       泊船の不意に水吐く十三夜    中嶋文枝

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