四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

栄転も左遷もチャンスだ

2017-04-01 04:30:28 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

『新年度は、どこでも配置転換や異動があります。抜擢されて意気込む人もいますが、その陰には、「会社は、私の働きを評価してくれない」と、すっかり落ち込んでしまっている人もおられると思うのです。

 私たちは「嫌なこと」と「うれしいこと」を二つに分けてしまいがちで、自分の意にそわないことはあくまでも拒絶して、気に入るほうだけを歓迎するのですが、じつは禍福はひと続きのもの、表裏一体のものなのですね。

雨がふれば、次は晴れる日がきます。晴れが続けば、次には雨のふる日がきます。いつも春や夏のような陽気が続くつもりで有頂天になっていると、冬の寒さに震えなくてはならなくなってしまいます。しかし、冬の日に力を蓄えておけば、その力を思いっきり発揮できる春が必ず訪れるのです。

 栄転がチャンスなら、左遷もチャンスです。それをどちらに変化させていくか、自分の受け止め方次第です。「いま自分に与えられたこの場が修行の場」と腹が決まると、たちまちそれが結果になって現われてきます。』

 

庭野日敬著『開祖随感』より

 

 

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