わが町、横浜市金沢区の文化祭、民謡のつどいに参りました。
日本伝統の三味線、尺八、太鼓や舞踊などをたしなむ方々が大舞台で技を発揮してくれました。まず最初、出来たばかりという『よこはま金沢音頭』の合唱からスタートです。
「横浜市歌」は森鴎外の作で公立小中学校では教えているようですが、金沢音頭は初めて聞きました。後期高齢者が舞台も観客席も主役です。
テレビで流行りの西洋風の激しいダンスの歌とは180度違う日本人の情緒がしたたるものです。ふるさとの鹿児島おはら節には、父母を思い出してしんみりしました。
舞台の方々もきっと故郷の親兄弟、川や山、海の景色を感じて演じておられると思いました。緊張であたふた、ぎこちない動きも愛嬌です。汗して奮闘していただきました。
中でも「武田節」の朗々たる先輩のお声には、郷土を誇りとする気概があふれ励まされました。午後に所要で中座して残念でした。老老のますますの熟達の芸を後継者へお伝えされるよう応援します。
西洋かぶれの歌、ダンスもいいが、伝統文化が廃れてゆくのは残念です。私は俳句を趣味とされるよう永くお勧めしております。決して古臭い趣味ではありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます