2015年の横浜の元旦は雪になりました。当初わたぼこりが舞うのでハテナと不思議に思っておりました。でも細雪で吉兆かも知れません。昭和20年8月15日の敗戦日より70年めの今年です。
萬葉集20巻4500首の最後の歌は、大伴家持卿です。当時、現在の鳥取県付近の長官で42才でした。
『新(あらた)しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)』
我々のこの新年には眼前の新雪が積もるように、幸せが重なってほしいものだと。
首都圏はおおかた温暖で台風の被害も少ない方ですが、雪に弱く通勤時には大渋滞を生じます。雪道を歩くのに慣れていませんからハラハラこわごわなのです。
雪はメガロポリスのあまたの古傷を覆い隠して街を聖浄にします。よき2015にいたしましょう。
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