味がいいのと高齢でも頑張っていて人柄がいいので、行った時にいろんな世間話などするひと時が楽しみだった。
八朔と蜜柑、桃の栽培をしているが、桃は平坦な地で作っているけれど、柑橘類は、山での栽培で、収穫までの世話が、体に応えるようになったと、何年か前から聞くようになった。
後継者が無く夫婦二人の作業は、いつまでできるか心細い思いがよく分かる。
今年はとうとう行けなかった。
そんな時、義妹が八朔を持ってきてくれた。
早速、皮むきに取り掛かった。

食後のデザートにプレーンヨーグルトをかけて、少し蜂蜜を加える。
4回分くらいになるので、無くなったらまた、皮むきをしよう。
赤いのが、簡単皮むきでもう10年くらい使って重宝している。
グリーンの部分で皮に切り目をつけるとそう力を加えなくても剥がれる。
赤いところの中央にステンレスの刃が付いていて、その間を通すと袋に切れ目ができるので、実が取り出しやすい。
うまく考えたものだ。
場所は忘れたが旅行先の鍾乳洞を出た所で、おばさんが実演販売をしていたのを見て買って来て、便利なので、電話番号が書いてあったから、10個注文して、いろんな人にあげて今はこれのみとなっている。
八朔を剥くのが苦にならない優れものだ。
