< 明日香 栢森あたりに咲いていた花> | |||||||||||
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何度も見直したのですが、原因が分からなくて、疲れ切ってしまいましたので、このまま投稿します。
失敗作ですみません。
お昼前にお助けマンさんから、作動できるような「ありがたいお告げ」があり訂正しました。
感謝・感謝です。2010・6・16
甘い香があたりの木々に染み付くようだ。
テイカカズラと同じように山路の崖を、真っ白に覆うように咲いているウツギ は古代も同じだったのだろうか 。
テイカカズラは、木にからみついている「石綱(いわつな)」として和歌に詠まれ、ウツギは
「卯の花」として詠まれている。
大伴家持の霍公鳥の歌一首
卯の花も いまだ咲かねば ほととぎす 佐保の山辺に 来鳴きとよもす 8-147
作者不詳 石綱のまた変若ちかへりあをによし奈良の都をまた見なむかも
川に渡る雌綱を、確かめた後、高取城への標識の細い登り道を歩くと、すぐ山に入っていくような地形である。
この道を登れば、明日香の地のほうを向いて、座っている猿石に出会えるのだと、山の険しさを忘れたかのように懐かしく思う。
一緒に行ったSさんは、もう視界の果てに消えるようなところまで登っている。
私のそのあたりに咲く花を、見つけてはカメラに収めてた初夏の明日香を楽しみながら歩いた。