今朝卓上カレンダーをめくった。
6月の言葉は「生かされて 生きています 感謝」
優しいお地蔵様が花に囲まれて空で、手を合わせていらっしゃる絵に和む。
「高取の町・今昔」の写真展を見たとき、1枚の写真が私を捉えた。
この写真のところへ行ってみようと、町並みを高取城のほうへ歩いた。
途中植村邸を通る頃、気持ちが昔にタイムスリップしていくような気がする。
< 水車小屋のある坂道> | |||||||
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ここにある風景は、子供の頃、少し町を外れて農村の中に入ると、私の町でもよく見られる風景だった。
6枚の写真のどこかに水車の音を聴き、花しょうぶの葉を採って、6月5日菖蒲のお風呂に入ったこと。
丸太橋を友達と追いかけっこをして渡ったスリルなど・・・
物質的には貧しい暮らしだったけれど、子供社会の関係は豊かで、友だち同士や、上級生のお姉さんたちが、町から外へと遊びの範囲を広げてくれた時の懐かしい風景がこの画像に見えてくるようだ。