夏休みだから道路は混んでいるだろうか、月曜だから大丈夫だよ、そんなことを言いながら洞川への山道を行く途中、山に向かう車がいつもと違って車が多い。バスも多い。帰ってくる車はそう多くない。
途中休憩する黒滝の道の駅の駐車場も空きを探すのにうろうろした。
採水場が混んでいたら時間がかかるかも…
洞川に入ると、ますます車は多くなってくる。
橋には綺麗な幟旗が、ひらひらしている。
温泉街の通りに入ると、狭い道路に1台の車が、買い物駐車をしていたため、そこから動かなくなってしまった。
このお兄さんのお宿の前に停車して動かないので、どうしたのか尋ねてみた。
「今夜からお祭りで、明日は本祭りなので、お客さんや信者さんや、講の人たちが沢山来るのです。」
そう教えてもらって、何年か前友人グループに誘われて、この通りにお家のある人の所で楽しい合宿見学させてもらったお祭りの思い出がよみがえった。
温泉街の通りがメインストリートになって、お祭りのイベント行列が次々と通る。そんな日だったのだ。それも知らずにこの日に採水に来たとは、どこの混雑も不服を言わずに自然に動き出すまで、車の動きに従った。
このお宿は先日テレビに出ていた旅館だ。車が動かないので、その間を利用してカメラに。
温泉街を過ぎると道路はスムーズに流れてホッとした。
採水場はいつもより多くの車が採水していたが、待たなければならないほどでもなかった。
いつもなら採水して龍泉寺へ行くのだが、お寺は多いだろうし、今夜や明日のお祭りの準備をしていると思って、早々に洞川を後にすることにした。
関西の軽井沢と言われるほど涼しい洞川の採水場では、まだ紫陽花が色鮮やかに咲いていた。
洞川温泉の駐車場もかなり車が多く停まっているのが、帰りの対岸道路から見えた。
古の女人道の立札説明文があったが、対向車を待つ間の瞬時だったので、きちんと撮れなかった。
今度来た時には、よく読んでおこう。
採水して命の水を16Lタンクに4個で、この夏もおいしい水を頂けてほっとする。