お房観音のHPを見ますと、次のような考えをもとに、薔薇の花を育てられていることが分かります。
『おふさ観音のバラの特色は、その品種の多さです。現在、多くのバラ園では一品種の株数を多くしていますが、当寺では、皆様により多くの品種を一度にお楽しみいただけるよう、基本的には1種類1株を栽培しています。
園内のバラは、1995年から少しずつ増やしていったもので、副住職を中心に寺内の一堂が丹精こめて育て、剪定をしてまいりました。
また、近年は特にイングリッシュローズを中心に栽培しています。優雅な花形で花弁が多く、四季を通して花を咲かせる上、香りの良いものが多いのも特徴です。』
境内を散策し薔薇の香りに包まれながら、御住職の薔薇育てを身を持って、目を持って感じ取ることができます。
整然としたローズガーデンもいいのですが、3800種4000株の薔薇の園の中を薔薇の季節に、できるだけ多くの薔薇との一期一会のあることを願って、一鉢一鉢増やしてきてくださっているのだと、私は解釈して、大きい画像の5枚にその特徴を捉えることができたらと思いながら、画像の編集をしました。
そう広くない薔薇園ですが、行ったり来たりして、日頃のストレスをすっかり癒してもらったような気もとで、
本堂裏の日本庭園、円空庭へ向かいました。
その時足元にそっと咲いているような、花たちにも魅せられました。
ジュウヤク・ユキノシタ・アジサイ・スイレン・クレマチス・スモークツリー
ゆったりとした気分で、日本庭園を眺めるのもいいものです。
座敷にも休憩の場が設定されていますが、私は膝に故障があるので、この縁側に腰を下ろして、美しいお庭に直接対面するような形で、ひと休みさせて頂きました。
ばらジュースは汗ばんだ体に、スーッと美味しく溶け込んでいくようです。
添えられた柚子味噌煎餅も美味しかったです。