穏やかな日の続いたころの石光寺です。
アップする機会を逃していた画像が、この寒さの中で、力強さの象徴のような、冬越しの
百日紅の木を見つけ出しました。
山門の向かって右の塀から、外に伸びているのが百日紅の木です。
お寺の境内から伸びた木の根が、白い築地塀をのり越えて
下へ延びようとしていますが、下へはなく瓦の上で、家の性質の頑張りで、上へ上へと
枝を伸ばしています。
幹から出た細い枝も、みんな一緒になって空に向かっているようです。
赤い花と重なり合った緑の葉が、百日紅の花の季節の時には、このように冬を越す幹や枝には
あまり気がつかないのですが、冬ならではの、この古木の元気な姿です。